【写真】古畑奈和、卒業コンサートの模様【25点】
古畑は、2011年10月にSKE48第5期オーディションに合格。
自身のファンのことを「ハニーちゃん」と呼んでいることから「古畑奈和卒業コンサート@日本ガイシホール ~ハニーフェス~」と名付けられたこの日の卒業コンサート。ステージ上の蜂蜜の壺の中から女王蜂に扮した古畑がぴょこっと顔を出し、「ハニーフェス、始まるよー!」とタイトルにちなんだ『みつばちガール』でスタートした。
センターを務めた『FRUSTRATION』では、初っ端から火柱の特効と共にSKE48の正規メンバー50名あまりでの迫力あるパフォーマンスで一気に会場を引き込んだ。その勢いのまま『SKEフェスティバル』、『チャイムはLOVE SONG』とSKE48らしい明るい楽曲をパフォーマンス。可動式のムービングステージで迫力あるステージで魅了した。
自身のユニット曲『愛してるとか、愛してたとか』ではピアノ、サックス、歌のセッションで、特技のサックスをグルーヴ感たっぷりに聴かせた。
『毒リンゴを食べさせて』では、古畑を慕う松本、伊藤、岡本、林に毒リンゴを食べさせ、『毒蜘蛛』では、毒蜘蛛役の古畑が、それぞれのメンバーと熱く絡むパフォーマンスを繰り広げた。
「今何してるの?」と電話の声がすると、サプライズで卒業生の高柳明音が後方のステージに登場。『従順なSlave』『I‘m sure.』の2曲を二人でパフォーマンスし、ミッドナイト公演のシーンが蘇るディープなステージに。
AKB48グループ選抜総選挙で、自己最高位14位にランクインした時の選抜楽曲AKB48の『#好きなんだ』、翌年15位にランクインした時の選抜楽曲AKB48の『センチメンタルトレイン』に続き、自身がセンターだったチームK2の楽曲『蹴飛ばした後で口づけを』で、会場はK2カラーの真っ赤に染まった。
初めてSKE48選抜メンバーに抜擢された『美しい稲妻』に続き、「春夏秋冬、いつも皆さんと過ごせて楽しかった」という気持ちを込めて、『片想いFinally』、『花火は終わらない』、『言い訳Maybe』、『12月のカンガルー』と四季の名曲を続けて披露。
古畑がSKE48に加入してからこれまでのヒストリーをたどりつつ、かわいい後輩メンバーと楽しくパフォーマンスするステージとなった。
アンコールでは、グループ史上初の卒業ソロシングル曲『ひかりさす』をロイヤルブルーのドレスで歌唱。ゴスペラーズの黒沢薫氏プロデュースの優しいバラードやロックなど様々なジャンルを詰め込んだ楽曲で、会場中がブルーとグリーンのサイリウムでエールを送った。
「みんなで楽しみましょう!」と全メンバーで『アイシテラブル!』、最後はセンターステージで、全メンバー一人一人とハイタッチしながら『To be continued.』で締めくくり、全30曲を披露。
「メンバーのみんな、ファンのみんな、11年間、みんなのおかげですごい楽しかった、ありがとう」と、笑顔でステージを後にした。
古畑はこの後、本拠地SKE48劇場にて、9月29日(木)にチームK2「最終ベルが鳴る」古畑奈和卒業公演を開催し、9月末日にSKE48を卒業する。
▽古畑奈和コメント
(卒業コンサートを終えて)まず楽しかったです。自分のためにこうやって来てくれる方がいたり、スタッフさんが動いてくれて、メンバーも私がちゃんと気持ちよく卒業できるようにって色々(振りとか)覚えてくれたりとかして。自分がそんな風に尽くしてもらえるなんて思ってもみなかったので素直に嬉しかったですね。不思議な気持ちでした。
ドレスは、すごく重くて、重厚感を大事にしてもらいました。
SKE48は私にとって本当に刺激的で退屈することのない場所でした。毎日がすごく刺激的で愛情にも溢れてたし、ひとつのことに向かってみんなで頑張る姿勢も楽しかったし、たまに落ち込むことがあるのもすごい楽しかったし、全部が全部本当に愛おしい時間だったなと感じています。
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