俳優の高橋一生(45)がAmazonプライムビデオのオリジナルドラマシリーズ「犯罪者」(7月17日配信開始)に主演し、刑事役を演じることが29日、決まった。斎藤工(44)、水上恒司(26)が共演する。

 テレビ朝日系「相棒」シリーズで知られる太田愛氏の同名小説が原作。刑事の相馬(高橋)が、白昼の駅前広場で発生した無差別殺傷事件の真相に迫る。企業の隠蔽(いんぺい)や政界との癒着、奇病の存在という、幾重にも絡み合った謎の先に待ち受けたいたものとは…。日本社会の深い闇とたどり着くクライムサスペンスエンターテインメントとなっている。

 “映像化困難”と言われた作品の実写化に、高橋は「単なる刑事ドラマではなく、『犯罪』という言葉の裏にある構造や人が無自覚に何かに加担してしまう現実を描いたもの」と説明。「自分自身の生き方や立ち位置を見つめ直すきっかけになる。ご覧になる方それぞれの中に、何かを残すものになれば」と願った。

 フリーライター・鑓水役を務める斎藤は「理不尽な巨悪と対峙(たいじ)する個人たち。“3人”という数字、人数が妙に説得力を持ち、三つ編みのごとく絡み合いもたらす奇跡がそこにある」と語り、「この作品以前、以後と自分の表現との向き合いが大いに変わる稀有な時間だった」と回想した。

 事件で唯一生き残った青年で、見知らぬ男から「逃げろ。あと10日生き延びれば助かる」と謎の警告をされた青年・修司役の水上は「理不尽に立ち向かう物語で、様々な理不尽に多種多様なキャラクターたちがそれぞれの選択を取っていく様に見応えがある。そんな作品に巡り合い、揉(も)まれながらくらいついた撮影の中で、多くの学びがありました」と充実した撮影期間を振り返った。

同ドラマは240以上の国と地域で世界独占配信される。

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