堤真一(61)主演のTBS日曜劇場「GIFT」のTVerお気に入り登録数は62.6万(4月29日現在)。それを上回る65.2万で、春ドラマの登録数トップを争っているのが、波瑠(34=写真左)と麻生久美子(47=同右)がダブル主演の「月夜行路―答えは名作の中に―」(日本テレビ系=水曜夜10時)だ。


「老舗の看板枠である日曜劇場は固定ファンがいるので、お気に入り登録数の上位が“指定席”。それを超えている時点で、『月夜行路』は春ドラマの中ではまずまずの支持率と言っていいでしょう」(元テレビ誌編集長)


 平均世帯視聴率は初回の5.3%から第2話で4.0%まで下落したものの、4月22日放送の第3話で5.1%まで持ち直している(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。


 レビューサイトFilmarksでの評価は、5点満点で3.2。《自然体なミステリーで何となく見続けたくなる》とか《気軽にポンポン見られるような内容》などと“可もなく不可もなく”といった感想が目立つが……。


「ストーリーやキャストの演技に大きな破綻もなく、肩が凝らない。1話、1話は見ようによっては2時間サスペンスドラマの“短縮版”とも言えそうですが、だから逆に気軽に見続けてしまうような気もします」(前出の元テレビ誌編集長)


 もちろん、それも波瑠と麻生の演技力と人気があってこそだ。


 麻生は仕事漬けの夫と反抗期の子どもにないがしろにされる主婦を、その主婦が45歳の誕生日に偶然出会った文学オタクで銀座のバーのママを波瑠が演じている。


「公式サイトで《痛快文学ロードミステリー》とうたっていて、2人で大阪へ旅に出るんですが、女性2人の“ロードムービー”ってあるようで意外と思いつかないですし、波瑠さんは『芸能界に友達がいない』とか、麻生さんも幼少期の貧乏生活をぶっちゃけたり、飾らない性格で女性の好感度が非常に高い。2人が出ているから見ているという視聴者も多いですね」(ドラマ制作会社関係者)


 波瑠が演じるママは“元男性”のトランスジェンダーという役柄だが、《だんだんそう見えてきた》なんて声も。演技力のなせるわざか。毎回変わるゲスト出演者もなかなか豪華と評判になっている。


「主婦が20年以上も前に別れた元カレ探しがドラマの“縦軸”で、毎回、殺人事件に遭遇し、ママが名作小説の知識で事件を解決するのが“横軸”と、分かりやすい構成になっています。

考察要素もありますが、それも分かりやすい。『月夜行路』は凝りすぎていない、お疲れ気味の今の時代にちょうどいい、大衆向けのエンタメとして完成度が高い。そもそもテレビってそういうもの。ながら視聴でも楽しめる“大衆ドラマ”の王道じゃないですか」(スポーツ紙芸能デスク)


 皆が皆、小難しいドラマを見たいわけじゃない。


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