テレビ関係者が注目していた4月期ドラマ鈴木京香(57)と波瑠(34)の“元バディー対決”は、どうやら鈴木に軍配が上がりそうだ。


 鈴木が主演する「未解決の女 警視庁文書捜査官Season3」(テレビ朝日系)のSeason1と2とは波瑠が主演を務めていた。

ファンの間ではバディーの鈴木との軽妙な掛け合いが魅力となり、2018年4月期の「1」の平均視聴率は12.9%、20年8月期の「2」も12.6%と好評で、テレ朝の新しいドル箱シリーズともいわれていた。


 ところが、約5年半ぶりとなる「3」に波瑠の名前はなく、鈴木の新たなバディーは黒島結菜(29)に決まったことで周囲は騒然。肝心の波瑠は、日本テレビ系「月夜行路-答えは名作の中に-」の主演に決まった。放送曜日と時間帯は違うものの、同じ4月期で元バディーが他局で連ドラの主演をするのだからテレビ関係者が驚いたのも当然だろう。


 そしてこの元バディー対決は、23日現在、視聴率が確認できるのは「未解決の女」の第1話9.3%、「月夜行路」の第1話5.3%、第2話4.0%だが、鈴木がダブルスコアで圧勝している。


「テレビ関係者の間では、『月夜行路』の“4%割れ”が囁かれています。波瑠が鈴木と決別する形になった今回のドラマ対決は、鈴木が返り討ちをする結果になりました。“波瑠の今後の女優生命に与える影響は計り知れない”とまでいわれています」(芸能プロダクション関係者)


■波瑠が降板して別ドラマに移った真相は?


 こうなると、波瑠がどうして優良コンテンツである「未解決の女」を降板したのか、という疑問が湧いてくる。「日本テレビが波瑠のスケジュールを先に押さえていたから」という報道もあるが、これに納得する芸能関係者は少ない。


「もし波瑠が、それまで良好な関係を保っていたテレビ朝日に恩義を感じているのなら、スケジュールの変更くらいは、それほど難しい交渉ではなかったはずです」と言うのは芸能プロ関係者のひとり。そして、こう続けた。


「女優としてのキャリアを考えれば、波瑠サイドがキャスティングに口出ししたとは、業界の常識としては考えられません。

鈴木の専権事項と言い換えることもできるでしょう。さらに波瑠は、19年間所属していた事務所から独立して、まだ1年4カ月しか経っておらず、現状は“手売り”状態ですから、本来なら『未解決の女』シリーズは手放したくないコンテンツのはず。ヒントは、こんな人気ドラマシリーズなのに、『3』から約5年半もの空白が生じたことにあるのかもしれません。『相棒』や『ドクターX~外科医・大門未知子~』『科捜研の女』がそうであるように、制作サイドとしては定期展開させたいはず。オンエアすれば高視聴率は確実なドル箱連ドラですからね。新シリーズをスタートさせるにあたって、鈴木側からキャスティングに関して、何かしらの提案があった可能性も否定できません」


 主演を降りた波瑠が、「3」の第1話と第2話にサプライズ出演したことについては「“主演交代は両者のしっかりとした話し合いのもと、誰もが納得して決定したことで遺恨は一切ございません”というアピールだったのでは」とも受け取れる。


 気になる波瑠の今後については、「どんな経緯があったにせよ、テレ朝の優良コンテンツの足を引っ張る動きをみせた波瑠は、同局系の仕事はこれから極端に減るかもしれませんね」(前出の芸能プロ関係者)という。昨年末、5歳下の高杉真宙(29)と結婚し、公私ともに順調とされる波瑠だが、思わぬところから綻びが生じつつある。


(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)


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