―[結婚につながる恋のはじめ方]―

 皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント、山本早織です。

最近増えている男性のタイプ

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 最近、増えているのが「スペックも見た目も申し分ないのに、なぜか交際が続かない」という男性からの相談です。

 今回ご紹介するテルさん(仮名・38歳)もその一人。彼は個人事業主としてバリバリ働き、年収も平均以上。清潔感のあるイケメンで、お見合いの成立率は驚くほど高いのです。

 しかし、いざ仮交際が始まると、決まって女性側から「お断り」の連絡が入ります。その理由は、女性たちから届く共通のフィードバックに隠されていました。

「まだ気持ちが高まっていないのに、距離を詰めるスピードが早すぎてついていけません……」

 良かれと思って情熱的にアプローチしているテルさんにとって、この「距離感」の壁は非常に高いようです。

テルさんのようなタイプは悪気はないが…

「清潔感のあるイケメン」「平均以上の年収」それでもモテない男性…女性から拒絶される“致命的な問題点”
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 テルさんのようなタイプは、決して悪気があるわけではありません。むしろ「自分がリードしなきゃ」「好きならストレートに伝えたい」というロマンチストな一面が、裏目に出てしまっているのです。

 心理学には「パーソナルスペース」という概念がありますが、これは物理的な距離だけでなく、心の距離にも当てはまります。婚活において、女性が心を開くプロセスは「安心感→信頼感→好意」という段階を踏むのが一般的です。

 一方で、テルさんのようにグイグイ攻めてしまう男性は、相手の「安心感」が醸成される前に、いきなり「好意」の段階の振る舞い(例えば、毎日長文のLINEを送る、初対面に近い時期に将来の重い話をするなど)をぶつけてしまいます。これを心理学では「自己開示の返報性」の誤用と呼びます。

 自分をさらけ出せば相手も返してくれるはず、という期待は、相手との温度差がある場合には「重荷」や「恐怖」にすら変わってしまうのです。


テルさんが感じている「情熱」は女性にどう映る?

 脳科学的な視点で見ると、女性は男性に比べてリスク回避能力が高く、相手が「信頼に足る人物か」を時間をかけて見極める傾向があります。

 急激に距離を詰められると、女性の脳内ではアラートが鳴り響きます。「この人は私のペースを無視している」「私の気持ちを見てくれていない」と感じ、本能的に「この人からは離れたほうがいい」という防御反応が働いてしまうのです。

 テルさんが感じている「情熱」は、女性から見れば「自分の感情を一方的に押し付けてくる身勝手さ」に映っている可能性があります。

女性のペースに合わせて適切な距離を築く方法

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 では、どうすれば女性のペースに合わせ、適切な距離を築けるのでしょうか。

①LINEの「分量」と「速度」をミラーリングする

 最も簡単なトレーニングは、相手のテンポに合わせることです。

 相手が3行ならこちらも3行。相手が3時間後に返信してくるなら、こちらもそれくらいのペースで返す。

 これを「ミラーリング効果」と呼び、親近感を生む基礎となります。

自己主張をグッと堪えるのも大事

②自分の話より「相手の感情」を深掘りする

「俺はこう思う!」という自己主張をグッとこらえ、「君はどう感じた?」と質問する癖をつけましょう。

 女性の言葉の裏にある感情に共感し、それを言葉にして返す(オウム返し+共感)ことで、女性は「この人は私のことを理解しようとしてくれている」と、ようやく安心感のスイッチが入ります。

3つ目の注意すべきポイント

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③「確認」のワンステップを入れる

「明日電話してもいいかな?」「もう少し深い話をしても大丈夫?」と、一歩踏み出す前に相手の許可を取ることです。

 ロマンチストな男性は「スマートじゃない」と感じるかもしれませんが、婚活においては、この「合意形成」こそが最大の誠実さであり、大人の余裕として魅力に映ります。


足りないのはスペックでも情熱でもない

 テルさんに足りないのは、スペックでも情熱でもありません。「相手の心の扉が今、どれくらい開いているか」を観察する、少しの冷静さです。

「情熱」は、相手のペースというキャンバスがあってこそ美しく描けるもの。まずはペンを置いて、相手がどんな絵を描きたいのか、じっくり眺めることから始めてみませんか?

 あなたの婚活が、独り相撲ではなく「二人三脚」になることを心から応援しています。

―[結婚につながる恋のはじめ方]―

【山本早織】
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「最短成婚成功の秘訣マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Xアカウント:@yamamotosaori_)
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