元SDN48 大木亜希子の実録私小説原作の映画『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』が11月3日(金・祝)に全国で公開される。今回、アラサー女子の心をざわつかせるシーンの場面カットが解禁された。


【写真】 ササポン(井浦新)と一緒にスイカを食べる亜希子(深川麻衣)【2点】

原作は、元SDN48の大木亜希子が2019年に上梓した同名小説。崖っぷちアラサーの安希子が都内の一軒家で一人暮らしをする56歳のサラリーマン・通称ササポンと”まさか”の同居生活をしていく中で、徐々に”日常”を取り戻していく姿を描く。

映画版で主演を務めるのは深川麻衣、ササポンを井浦新が演じる。また、⻑編デビュー作『⽉極オトコトモダチ』が国内外で⾼評価を受けた新鋭の監督・穐山茉由がメガホンを取る。

今回公開されたのは、アラサー女子の心をざわつかせるとあるシーンのカット。ある晩、実家に帰ってきた娘と親戚のおじさんのようなアットホームな雰囲気で、季節外れのスイカにかぶりつく安希子とササポン。
ササポンに「垂れてる」と言われても、気にせず大きな口で食べ続ける安希子。

ふと安希子は「男とスイカを食べる。きっとそれは官能的瞬間な気がする」と、もう一人の男を思い出す。彼女がいながら安希子の気持ちをぶん回してくる、“ザ・沼らせ男” 浩介(猪塚健太)だ。浩介は「スイカって最初にかじるところが一番うまいから」と、安希子のために丁寧に種を取り、そのスイカを安希子の口に持っていく。

一口目を安希子が軽くかじって「甘い」と言うと、浩介は微笑んで二口目を食べて「うん!うまいね、このスイカ」と何の気なしに、安希子が一口目を食べた後のスイカを食べ続ける。


沼らせ男の謎行動に安希子はドキドキし、さらに沼にハマっていってしまうことに…。ただ一緒にスイカを食べているだけなのに、醸し出す雰囲気が正反対すぎるササポンと浩介。気にせず大きな口を開けて食べるスイカと、ドキドキしながら細々食べるスイカ、どちらが美味しいのか、アラサー女子に論争を巻き起こしかねないシーンとなっている。

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