【写真】卒コンで圧巻のパフォーマンスを披露した向井地美音【6点】
――卒業コンサートのセットリストはどのように決めましたか?
向井地 ゼロから決めていいと言われたんですけど、そもそも卒コンをさせていただけるとは思っていなかったのでビックリしました。自分の歴史とやりたい曲だけで3時間ももつのだろうかと不安だったけど、いざセットリストを考えてみたら、やりたい曲がいっぱい出てきて。最初に思いついたのは茂木(忍)さんとの『おしめし(おしべとめしべと夜の蝶々)』でした(笑)。結局、37曲もやることになりました。
全体的に表現したかったのは、自分が所属していた13年間はグループとして向かい風が吹いていると言われていたけど、活動を続けることで追い風に変えていこうよということでした。
――印象的だったのは、シングルがフル尺だったことです。
向井地 私のこだわりでした。シングルは基本1ハーフしかやらないけど、2番でストーリーが変わっていくものなんですね。それが秋元(康)先生の歌詞です。それがコンサートで聴けるのがいいんじゃないかと思って。私が三代目総監督に就任して、セットリストを考えるようになって、「ここのシングルはフルで」とフル尺を入れるようになり、今回もそうしました。
――ゲストも豪華でした。
向井地 ノースリーブスさんとは『ペディキュアday』だけを披露する予定だったけど、「せっかくだからもっとやろうよ」とおっしゃってくださって。結果、3曲も披露できました。同期は、10人の卒業生と現役2人。つまり、全員が集まりました。15期の絆ですね。みんなが芸能をやっているわけじゃないけど、みんな優しいから集まってくれました。
――“ゆうなぁもぎおん”の登場にもアガりました。
向井地 ゆうちゃん(村山彩希)の卒コンでも4人が集まりましたけど、引退している茂木(忍)さんは今回出てくるのかなっていう声があって。ゆうちゃん、なぁちゃん(岡田奈々)と順に登場して、最後に茂木さんが出てくるという。焦らしプレイですね(笑)。会場から悲鳴が上がったのは嬉しかったです。
――そして、ラストにはキスまで披露して。
向井地 事前に「どうする?」という話はしていたけど、はっきりとは決めていなかったんです。当日のリハーサルでは、「もし(キスを)するとしたら、あのカメラですかね」っていう確認だけはしていたけど、ウチらだったら体張らないとなっていう共通認識はありました。
茂木さんとのキスは、10秒くらいしていた感覚でした。でも、映像で確認したら1秒もしていなかったんですね。茂木さんも同じこと言ってました。「もっとブチューってしてると思った」って。
――他にポイントは?
向井地 着替えです。全曲登場したんですけど、そのためには着替えがとにかく大変で! 私というか、衣装さんが頑張ってくれました。ジャケットもシャツもスカートも全部がコートみたいにつながるようにしてくれて、着替えさせてくれて、私は靴だけを自分で履けばいいという状態でした。そのおかげで全曲に間に合いました。
――卒コンが終わると、さすがに卒業の実感に襲われるものなんですか?
向井地 やりきったという感覚はもちろんあるし、終わってからは家で動けない状態になったけど、その後、AKB48劇場で研究生たちと「手をつなぎながら」公演に出させていただいて、初心を思い出させてもらえたんです。
――卒コンのスピーチはいかがでしたか?
向井地 各方面への感謝を伝えつつ、卒コンを通して伝えたかったことを話したいと思いました。それは「向かい風から追い風に」ということでした。ファンの方はもちろん、メンバーにも伝えたかったです。
――「諦めないでほしい」と話していましたね。
向井地 メンバーはいろいろな悩みがあります。あの頃のAKB48に追いつけないと考えこんでしまったり、先輩や同期が卒業してしまったり。私が卒業してからも壁にぶつかるとは思うけど、諦めないでほしいというのが一番の願いです。それも含めてあなたの物語になるんだよって。
――5日のコンサートでは、関係者席で観覧していましたよね。どう見えましたか?
向井地 メンバーが頑張っているのは伝わってきました。それは大前提なんですけど、もっと“生きてる感”がほしいと思いました。今、この場所でAKB48が踊っているんだという伝わり方というか。そうじゃないと、映像で観ているのと変わらないじゃないですか。ライブで観ているからこその価値が伝わったら、もっと会場に足を運んでくれる方が増えると思いました。大箱ってみんなモニターを観ちゃいますから、モニターから迫力や面白さが伝わったらいいのになって。
以前のAKB48には何が起きるかわからない面白さがありました。サプライズ発表がそうですよね。
――去年の12月、OGが大挙して出演した日本武道館コンサートがありました。『NHK紅白歌合戦』への出場もありました。そこで感じたことは?
向井地 私はAKB48の20周年を区切りにしようと思っていたけど、こんなに豪華な期間になるとは思っていませんでした。先輩方には見たかった景色を見せていただけました。その感謝の気持ちもあれば、ちゃんと落ち込むこともしました。先輩たちが持っている説得力を私はまだ持てていないと思ったからです。もっとやりたいことをやる。
――それでも後輩に残せたものはあったと思います。
向井地 それは、それぞれにスポットライトが当たるようになったことだと思います。コンサートでは、そのようなことをスタッフさんと共有してきました。それは(柏木)由紀さんの影響でもあります。
――AKB48に13年間どっぷり浸かっていましたが、卒業後はどうなるんですか?
向井地 考え中です。本当に自分がしたいことが辞めてみないとわからなくて。AKB48なしでは生きられない人生だったので、少しお休みしてみて、そこで何をしたいのかが見えてくるのかなと思っています。AKB48の裏方をやりたいのか、自分が表に出たいと思うのか、それとも普通に働くのか……。私は人を支えるのが好きだなとは思っていますけど、まだ漠然としています。
――決まっていなら、不安になりませんか?
向井地 それが、人生はきっとうまくいくと思っているんです。ネガティブなくせに、そこだけは自分を信じていて。そんな自分になれたのはAKB48のおかげです。始まるまでは悩んでいるのに、本番では自分でもビックリするくらい頑張れる自分がいるんです。
――今後のAKB48に期待することは?
向井地 東京ドームの景色を見せてほしいです。それが、私が唯一見られなかった光景なので。あと、見ている人の感情に寄り添えるグループであってほしいな。
卒コンの1曲目で『青春と気づかないまま』を歌ったのは、青春を楽しめていなかった自分を表現したかったからなんですね。だけど、私はAKB48に出会えて、熱い気持ちを取り戻すことができました。これからも誰かにいい影響を与えられるグループであり続けてほしいし、青春を続けるグループであってほしいと思います。
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