本田圭佑、カップ戦でもベンチ外に…対戦相手は「特別扱いしない」と試合前に発言も… (2021年9月23日)

ミランやロシア・プレミアリーグ（ロシア1部）のCSKAモスクワなどでプレーした過去をもつ元日本代表MF本田圭佑（35）は、リトアニア1部のFKスドゥーバへ加入している。そのFKスドゥーバは国内カップ戦でジャルギリスと21日に対戦しているが、試合前に対戦相手のベテラン選手が本田圭佑について言及していたようだ。リトアニアメディア『15min』が伝えている。 本田圭佑は今年7月15日にアゼルバイジャン1部のネフチ・バクーを契約満了による退団した後、しばらく無所属状態となっていた。しかし、本人は今月11日に自身の公式YouTubeチャンネルで複数のオファーが届いていることをファンに報告。くわえて、アメリカのロサンゼルスにある自宅を公開していたが、14日になってFKスドゥーバへの入団が公式発表されている。 同選手はすでに全体トレーニングに合流しているが、しばらく公式戦での出場がないこともあり、18日に行われた第27節・ダイナヴァ戦や22日開催のリトアニア国内カップ戦準々決勝・ジャルギリス戦でメンバー外となっている。また、FKスドゥーバはジャルギリス戦でPKの末に敗れた。 そんな本田圭佑について、ジャルギリスのキャプテンを務める元リトアニア代表DFサウリウス･ミコリウナス（37）は戦前に「我々はまだ彼を見たことがない。試合をする時にどのような選手なのか確かめたい。FKスドゥーバはつねに強力な存在だし、（試合で）この有名な日本人を特別扱いすることはしない」と語っていた。 カップ戦でタイトル獲得の可能性が消滅した中、本田圭佑はリーグ戦残り9試合でチームの助けになることが求められる。