PK職人としてお馴染みのネイマール photo/Getty Images
2017-18シーズン以降のデータを英メディアが紹介
簡単そうに見えて簡単でない。それがPKだ。
しかし、そんなプレッシャーをものともせず、涼しい顔でPKを決め続ける選手がいる。トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインもその1人だろう。7日に行われたEURO2020予選グループA第5節・ブルガリア戦でも、同選手は90分間で2度もPKを沈めている。これで2017-18シーズン以降、クラブと代表を合わせた彼のPK成功率は90%(10回中9回成功)にまで上昇。失敗したのは、2018年2月に行われたリヴァプール戦でロリス・カリウスにセーブされた1本のみ。驚異的な数字だ。
しかし英『Squawka』よると、欧州5大リーグにはケインと同等かそれ以上のPK成功率を誇る名手がなんと6名もいるという。
まずケインと同じく成功率90%を記録している選手だが、これはセビージャに所属するMFエネル・バネガ(10本中9本)とサンプドリアに所属するFWファビオ・クアリアレッラ(20本中18本)の2名。
次にケインをわずかに上回った選手。レアル・マドリードのDFセルヒオ・ラモスとアーセナルのFWニコラ・ぺぺだ。彼らはいずれも11本中10本を成功させ、90.9%の成功率を記録している。なかでもS・ラモスはDFとあって、いかに万能な選手かがわかる。スペイン代表通算得点ランキングTOP10にも名を連ねる彼の得点力は規格外だ。
そして最後はなんと成功率100%を記録している男たち。シャルケのMFナビル・ベンタレブ(12本中12本)とパリ・サンジェルマンのFWネイマール(10本中10本)だ。10回以上キッカーを務めて、ただの一度も失敗していないとは恐ろしい。
試合を左右する場面でチームに貴重な得点をもたらすPK職人たち。彼らの強心臓ぶりに今後も注目だ。
欧州5大リーグに所属する選手のPK成功率ランキングは以下の通り
1位 ナビル・ベンタレブ(シャルケ/100%/12本中12本成功)
1位 ネイマール(PSG/100%/10本中10本成功)
3位 セルヒオ・ラモス(レアル・マドリード/90.9%/11本中10本成功)
3位 ニコラ・ペペ(アーセナル/90.9%/11本中10本成功)
5位 ファビオ・クアリアレッラ(サンプドリア/90%/20本中18本成功)
5位 エベル・バネガ(トッテナム/90%/10本中9本成功)
5位 ハリー・ケイン(トッテナム/90%/10本中9本成功)
8位 ルカ・ミリボイェビッチ(クリスタル・パレス/89.5%/19本中17本成功)
9位 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン/88.9%/18本中16本成功)
10位 チーロ・インモービレ(ラツィオ/86.7%/15本中13本成功)
10位 クリスティアーノ・ロナウド(ユヴェントス/86.7%/15本中13本成功)
10位 マウロ・イカルディ(PSG/86.7%/15本中13本成功)
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