かつて明治安田生命J1リーグ・ガンバ大阪FC東京名古屋グランパスに所属していた元韓国代表DFオ・ジェソク(32)は、昨季から韓国1部の仁川ユナイテッドでプレー。近日中にも韓国国内クラブへの移籍が正式決定するようだ。

18日、韓国メディア『フットボールリスト』が伝えている。

 同選手は2013シーズンからおよそ7年半にわたりガンバ大阪に在籍していたほか、2019シーズン後半戦はレンタル移籍によりFC東京でプレー。2020年7月にガンバ大阪から名古屋グランパスへ完全移籍したものの、シーズン終了後に母国復帰を果たしていた。

 そんなオ・ジェソクは今季、筋肉系の負傷に悩まされてリーグ戦全試合を欠場。シーズンの大半を棒に振ったものの、上位6クラブによる優勝プレーオフで5試合中3試合に出場していた。

 『フットボリスト』の報道によると、仁川ユナイテッドと韓国1部昇格組の大田ハナシチズンは今月16日までにオ・ジェソクとDFクォン・ハンジン(34)のトレード移籍で合意に達したとのこと。

両選手ともトレード移籍に同意したほか、週明けにも新天地でのメディカルチェックを受ける見通しだという。

 また大田ハナシチズンは2020シーズン途中にもオ・ジェソクの獲得を狙ったが、同選手は名古屋グランパスへ移籍。今季途中にも選手サイドにコンタクトをとるなど、長い間にわたって関心を寄せていたという。

 なおクォン・ハンジンはかつて柏レイソル湘南ベルマーレザスパクサツ群馬ロアッソ熊本でプレー。2016年から6シーズンにわたり韓国1部済州ユナイテッドに在籍していた。また2017シーズンのAFCチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦・浦和レッズ戦では、試合後に元日本代表DF槙野智章(35)を襲撃。

浦和レッズのスタッフにも危害を加えると、アジアサッカー連盟から罰金や出場停止処分を科されている。