アトレティコ・マドリードに所属するフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(32)が、今夏に他クラブからの関心があったことを明かした。

 2019年夏に加入したバルセロナでは期待されていたような活躍を披露できなかったグリーズマンは2021年夏にアトレティコへ復帰。

昨季序盤は買取義務発生を防ぐべく、プレータイムが限られていたが、完全移籍に移行してからは、好プレーを見せ、ラ・リーガ全38試合に出場して15ゴール17アシストの数字を残した。

 そんなグリーズマンには今夏、サウジアラビアのクラブやメジャーリーグ・サッカーのクラブからの関心が浮上。だが、同選手はフランス『GFFN』で、アトレティコのクラブ歴代最多ゴールを目指して今は移籍する時ではないことを明かしている。

 「電話やコンタクトはあった。だけど、僕はクラブに集中していたんだ。クラブの歴代最多ゴールまで後15ゴールなんだ。

だから、兄弟にも言ったんだ。僕は移籍せずにここに残るよとね。記録を更新するために挑戦するつもりだ。ファンの目の前で自分自身を取り戻すのに時間がかかった。今は移籍する時ではない」