パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)が、ナポリ(イタリア1部)に所属するジョージア代表FWクビチャ・クワラツヘリア(23)の獲得に興味を持っているようだ。フランス『RMCスポーツ』が伝えた。


 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝でドルトムント(ドイツ1部)に敗れて、今季も垂涎のタイトルを逃したPSG。しかし、今季もここまで公式戦46試合に出場して43ゴール10アシストを記録している絶対的なエースであるフランス代表FWキリアン・ムバッペが契約満了に伴い今季限りで退団するとの見方が強まっている。

 その後釜探しに動いているPSGは指揮官であるルイス・エンリケ監督がその役割の最優先事項のターゲットとしてクワラツヘリアを望んでいるという。同選手の代理人たちはフランス王者への移籍を熱望しているが、移籍金は1億2000万ユーロ(約201億4000万円)に見積もられているようだ。

 その一方で、ナポリは2027年夏まで契約を結んでいるジョージア代表FWに大幅な昇給を準備している模様。新契約締結に向けてすでに交渉を行なっているとのことだ。


 母国のディナモ・トビリシでプロキャリアをスタートさせたクワラツヘリアは、ロシアの複数クラブやディナモ・バトゥミを経て、昨夏にナポリへ加入。緩急と高いボールコントロールを生かしたドリブル突破やチャンスメイク能力の高さを武器に昨季はセリエAの年間MVPに輝くと、今季もここまでリーグ戦31試合に出場して10ゴール6アシストを記録している。