東京五輪サーフィン競技・男子決勝が27日、千葉県一宮町・釣ヶ崎海岸で行われ、日本の五十嵐カノア(いがらし・かのあ=23歳=木下グループ)が、決勝でイタロ・フェレイラ(ブラジル)と対戦し、合計6・60点をマーク。惜しくも敗れ2位となったが、銀メダルを獲得した。

同じく日本代表の大原洋人(おおはら・ひろと=24)は、準決勝で当たったイタロに序盤でリードを許し、5位敗退。メダルは逃したものの、最後のライディングでこの日の自身最高点となる6・73点をスコアし、世界最高峰のチャンピオンシップツアー(CT)2019年の王者相手に地元千葉の意地を見せつけた。

五輪初採用となるサーフィン競技は、選手が各ラウンドで一斉に海に入り、上位選手が勝ち上がるトーナメント方式。制限時間内で波に乗り、1本10点満点で高得点の2本の合計で順位を決める。

組織委は台風8号の接近を受け、競技スケジュールを短縮。27日に男女の決勝までを行った。

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五十嵐カノア Sean_Evans / ©︎ISA

 

text by 佐藤稜馬

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