10日の日経平均は3日ぶりに反発した。667.90円高まで上ヒゲを伸ばし、高値と安値はともに前日水準を上回ったが、終値は155.13円高と押し戻され、25日移動平均線やその下方を走る5日線をいずれも3日連続で下回って大引けを迎えた。
ローソク足は3本連続の陰線を描いて上値の重さを確認する形となった。一目均衡表は三役逆転による弱気形状が続き、基準線は下向きで終了。5日線や25日線も下降を続けており、調整局面の延長が警戒される。