NY外為市場でユーロ売りが優勢となった。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が議会証言で、米EUの貿易戦争が成長を損傷する可能性を警告。
25%の関税は成長を0.3%ポイント引下げるとしたほか、EUの報復関税はユーロ圏経済へのマイナスの影響をさらに拡大させる可能性があるとした。仏中銀のビルロワドガロー総裁は、「トランプ米政権の政策によるインフレの影響は限定的で利下げの余地がある」との考えを示した。

ユーロ・ドルは1.0854ドルから1.0815ドルまで下落し、10日来の安値を更新。ユーロ・円は160円74銭まで下落し14日来の円高・ユーロ安を更新した。

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