*13:05JST 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅続伸、ソフトバンクGとファナックの2銘柄で約35円押し上げ
5日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり202銘柄、値下がり16銘柄、変わらず7銘柄となった。

日経平均は大幅続伸。
265.41円高の23350.00円(出来高概算6億4000万株)で前場の取引を終えている。4日の米株式市場でNYダウは続伸し、407ドル高となった。中国人民銀行(中央銀行)が前の日に続き金融市場への大規模な資金供給を行い、新型肺炎拡大による経済減速への懸念が後退。また、アイオワ州の民主党予備選挙での混乱を受け、トランプ大統領再選の可能性が高まったとの見方も広がったようだ。円相場は一時1ドル=109円台半ばまで下落し、本日の日経平均も米株高や円安を好感して266円高からスタート。朝方には一時23406.26円(321.67円高)まで上昇したが、中国を中心としたアジア株の動向を見極めたいとの思惑などから伸び悩む場面もあった。


値上がり寄与トップはソフトバンクG、同2位はファナックとなり、2銘柄で日経平均を約35円押し上げたほか、KDDI、ファミマ、東京エレクトロン、信越化学、テルモ、キッコーマンなどがそれに続いた。キッコーマンは、前日のランチタイムに発表された20年3月期第3四半期決算が引き続き好感されている。一方、値下がり寄与上位銘柄は、NTTデータ、花王、アドバンテ、第一三共などが並んだ。前日の決算発表に絡んだところでは、NTTデータは不採算案件の発生で10-12月期業績が大幅に下振れしたほか、花王は19年12月期決算が会社計画を下回った。

*11:30現在

日経平均株価  23350.00(+265.41)

値上がり銘柄数 202(寄与度+303.48)
値下がり銘柄数  16(寄与度-38.07)
変わらず銘柄数  7

○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 4611 94 +20.32
ファナック 20500 395 +14.23
KDDI 3315 58 +12.54
ファミマ 2406 87 +12.54
東エレク 24790 305 +10.99
信越化 13155 305 +10.99
テルモ 3945 70 +10.09
キッコーマン 5720 260 +9.37
ファーストリテ 58000 240 +8.65
京セラ 7241 118 +8.50
リクルートHD 4434 74 +8.00
アステラス薬 1894.5 42 +7.56
ダイキン 15805 190 +6.84
エーザイ 8969 170 +6.12
東電 6280 140 +5.04
バンナムHD 6545 126 +4.54
日産化学 4685 120 +4.32
富士フイルム 5538 114 +4.11
豊通商 3695 110 +3.96
ヤマハ 5730 110 +3.96

○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
NTTデータ 1445 -127 -22.87
花王 8590 -172 -6.20
アドバンテ 5730 -50 -3.60
第一三共 7824 -51 -1.84
東武 3735 -140 -1.01
リコー 1214 -24 -0.86
協和キリン 2635 -14 -0.50
カシオ 2020 -7 -0.25
AGC 3700 -30 -0.22
積水ハウス 2373.5 -5.5 -0.20
コムシスHD 3135 -5 -0.18
JR西日本 9125 -42 -0.15
宇部興 2186 -36 -0.13
ZHD 419 -2 -0.03
関西電 1282.5 -5 -0.02
東電力HD 451 -3 -0.01



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