シマノから発売中の丸型ベイトリール・カルカッタコンクエストシリーズ。

ゴールドに輝くボディがよく知られていますが、2024年にリリースされた新しいカルカッタコンクエストは、なんとブラック基調に仕上げられています。



ここでは、人気ベイトリール・カルカッタコンクエストシリーズの特徴や使い方について、詳しくご紹介しましょう。

カルカッタコンクエストシリーズとは

カルカッタコンクエストシリーズとは、シマノから長年リリースされ続けている、人気ベイトリールのことです。

特徴として、①外観が丸い②巻き心地が良好③販売価格が高め、辺りが、すぐに思い付くところです。

ボディフレームを金属製にして丸型デザインを採用することで、剛性がアップします。

歪みにくく撓みにくいボディフレームになり、ギアやハンドルの各支軸はほぼズレません。

魚が掛かって引っ張られても、巻き心地が変わらなければ、安定した巻き取りをおこなえるでしょう。

釣りにおける安心感が、カルカッタコンクエストを選ぶことで確定するわけです。



ルアーをキャストして巻き取る際にも、高剛性は良い影響を与えてくれます。

マイクロモジュールギアやインフィニティドライブも手伝って、雑味の無い巻き心地が得られるようになっています。

例えば、バイブレーションルアーやクランクベイト。

ロングキャストして着水を確認したら、カルカッタコンクエストのハンドルを回してクラッチをつなぎます。

ハンドルを回転させるたびにラインが回収されて、バイブレーションルアーやクランクベイトはアクションを繰り返しながら泳ぎ続けます。

一定のリズムで泳いでいるのが、ラインを通してカルカッタコンクエストに伝わり、それを支えている手のひらで体感することができます。


もし魚が接触してきたら、それまでとは異なる情報を手のひらで感じ取れるでしょう。

ボディフレームの剛性は、釣りを楽しむ上でとても重要な情報を、確実にアングラーに伝えてくれるものなのです。

すぐに歪んだり撓んだりしてしまうリールなら、魚が触れに来ていることすらスポイルされてしまうでしょう。

金属製のボディフレームであるカルカッタコンクエストの販売価格かせ高め設定なのは、まさにこの剛性を得るための費用が発生していると考えてみてください。

魚からのアタリが分かれば、フッキング動作に移れます。

そういうチャンスを逃さないためのベイトリールが、カルカッタコンクエストだということになります。

カルカッタコンクエストの使い方特集!どんな釣りに向いているの...の画像はこちら >>

カルカッタコンクエスト

カルカッタコンクエストの使い方として、ルアーのキャスティングゲームが挙げられます。

バイブレーションルアーやクランクベイトなどをロングキャストして、クラッチをつないでリトリーブ。

ほぼ等速にハンドルを回し続けながらルアーを泳がせると、その最中に発生する変化をとらえやすくなります。

他のベイトリールよりも剛性が高く、巻き心地良好なカルカッタコンクエストなら、より一層変化に対する判断は素早いでしょう。

敏感さをもっと際立てるには、ラインの伸びを抑え、常にピーンと張っている状態が望ましいです。

そういう状態が維持される使い方として、メタルジグのバーチカルジギングが挙げられます。

要するに、キャストせずに自分の足元を直接探る使い方です。



船やボートに乗っておこなう、オフショアジギングが有名ですが、実は防波堤の壁に沿っておこなう、岸壁ジギングに使えます。

シーバスをターゲットにした釣り方で、剛性の高いカルカッタコンクエストなら、いきなりシーバスが食い付いてきても、その衝撃に耐えられるでしょう。

じっくり時間をかけて弱らせ、水面までシーバスを浮かせるのに、カルカッタコンクエストはじゅうぶん役立ってくれるはずです。

カルカッタコンクエストシリーズに2024年新機種登場!

カルカッタコンクエストシリーズに、2024年新しい機種が追加されました。

その名は、カルカッタコンクエスト・シャローエディション。

ハイギアのみの設定で、右巻き・左巻きハンドル仕様を選べるようになっています。

スプールのラインキャパが、モノフィラメントラインなら8lbを100m巻けます。



ということは、12lbなら65m程度。

近距離アプローチの多い使い方なら、これぐらいのライン量でじゅうぶん対処できます。

スプールが浅溝になったことで、低弾道で送り出すようなキャストの伸びが、段違いで良くなりました。

通常モデルのカルカッタコンクエストと、使い分けが楽しめるでしょう。

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リールの剛性に関して新しい視点や活用の仕方を得る、良い機会になるかもしれません。

シマノ公式サイト

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