【シン・この有名人の意外な学歴】番外編


 櫻井翔松本潤


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 5月31日のファイナルステージまでカウントダウンが始まったの5人。この中でもっとも順風満帆な芸能人生を歩んできたのは櫻井翔(44))だろう。

「news zero」(日本テレビ系)の月曜キャスターに就任して今年10月でちょうど20年になる。実は、櫻井が嵐に加入する可能性はほとんどなかった。メンバーを決める立場にあったジャニー喜多川氏の櫻井への評価は低かった。にもかかわらず、嵐に抜擢されることになったのは、プロデュースを任されたジャニー氏の姪・藤島ジュリー景子氏の強い推しがあったからだ。


「その知性や育ちの良さに惚れ込んだからです。彼女自身、知的欲求が旺盛な人だった」と話すのは旧ジャニーズを長年、取材してきた女性誌記者だ。上智大卒業後にフジテレビに入社したジュリー氏は勤務のかたわら、早稲田大第二文学部で学んでいる。父は明仁上皇の学習院時代の学友だった藤島泰輔氏である。


「母・メリー氏と不倫の末に生まれたジュリー氏が藤島氏に認知されたのは小学校3年の時。紆余曲折を経ただけに、父への思いは強かった」


 こう話す元政治部記者は藤島氏と櫻井を重ね合わせる部分があったのではないかと推察する。父は東大法学部出身の高級官僚という櫻井は小学校受験で国内最難関の慶応幼稚舎に合格した。13歳の時、ジャニーズ事務所に自ら履歴書を送り入所。

「ブラジルにサッカー留学したいと夢を語っていただけに芸能界入りは驚いた」と振り返るのは幼稚舎の同級生だ。ブラスバンド部で一緒にトロンボーンを吹いていた。


 こうした経歴の持ち主の入所は当時のジャニーズ事務所では異質だった。「ジュリーさんは大事に育てなければと思っていた」と女性誌記者。一方、ジャニー氏が櫻井をあまり認めていなかったのはレッスンに姿を見せないことがしばしばあったからだ。学業優先を条件にジャニーズ入りを承諾した両親からは、成績が下がったら退所させるといわれていた。


「ジャニーさんは学歴に興味がなかったが、ジュリーさんは家族の意向をくみ、櫻井を守り、いかに引き上げるかばかり考えていた」(同記者)


 慶応普通部、慶応高校を経て慶応大学経済学部に内部進学。どんなに忙しくなっても学業優先の姿勢は崩さず、しっかり4年間で卒業している。この櫻井に説得されて、高校に進学したのが2学年下の松本潤(42)だ。嵐が結成される半年前のことである。


 すでに複数のドラマで主演を務めていた松本は学業に時間を割くのはもったいないと思っていた。2人だけになった時、松本が「高校には行かない」ともらすと、櫻井は「行ったほうがいい」と諭した。

このやりとりは松本の人生にとって大きな転機となった。松本は考えを改め、堀越高校に入学。大親友となる中村七之助(42)と出会った。2人は3年前、大河「どうする家康」で初共演を果たす。この巡り合わせの出発点には櫻井のアドバイスがあったのである。


(田中幾太郎/ジャーナリスト)


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