【今週グサッときた名言珍言】


「童貞卒業したら単価が上がった」
 (カカロニ・栗谷/テレビ東京系「あちこちオードリー」5月6日放送)


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 交際経験ゼロで「誇り高き童貞」を自称し、ブレークしたカカロニ・栗谷(36)。2024年の年末、所属事務所のホームページに「御報告」と題し、交際宣言をすると、アクセス集中によりサーバーダウン。

そのちょうど1年後に結婚を発表。今年5月には、第1子誕生を報告した。そんな栗谷が、にわかには信じられない事実を明かした一言が今週の言葉だ。


 栗谷が彼女と出会ったのはマッチングアプリ。番組がきっかけで始め、約70人と会ったという。女性としゃべるのが苦手だったため、そのリハビリと称し「ランチで2時間しゃべり相手を楽しませる」「その1回しか会わない」という自分ルールを設定した。「心のどっかで、誰かこのルールを破りたいぐらい、すてきな女性が現れてくんねえかな」(フジテレビ系「ボクらの時代」25年10月26日)という思いがあった。その女性が人生初の彼女だった。出会った日のランチ後、ルールを破り、そのまま居酒屋に直行。デートを重ね、告白したという。


「ホントに俺、毎日プロポーズするの我慢してんだよね」(同前)と言うほど、すぐにでも結婚したいと思った。いつでも婚約指輪を渡せるように準備もした。

けれど、サイズが分からない。最初はお菓子のポテリングを指につけ合いっこして、一番フィットするものを取っておいたが、翌朝、忘れて食べてしまった。結局、安い指輪を各サイズ買って、彼女が寝ているうちにつけてサイズを確かめ、婚約指輪を購入した。


 プロポーズをしたのは昨年の6月。彼女の誕生日だった。ディズニーシーのホテルで午前0時を迎えたら、言おうと決めていた。夜の11時50分ごろになると「あ、俺あと10分後に結婚できるんだ」と思って、ボロボロ泣き始めてしまったという(日本テレビ系「大悟の芸人領収書」26年5月11日)。


 栗谷が結婚を早くしたいと思ったのは、彼女への愛情はもちろん、もうひとつ理由があった。それは、男手ひとつで育ててくれた父が末期がんで、余命宣告を受けたからだ。何とか生きているうちに結婚し、孫を見せてあげたい、という思いがあった。


 しかし、結婚報告はできたものの、今年1月、孫が生まれる前に父は亡くなった。しかも、そのショックを抱えたまま、収録に向かい、帰宅すると妻が詐欺被害に遭い、1000万円以上の借金を負ったことがわかった。

あまりにも激動。千鳥・大悟は4月に生まれた栗谷の娘の映像を見て言った。


「全然そんぐらい屁でもない。そら、あの子見たらなんでもやれるやろ」(「大悟の芸人領収書」26年5月18日)


 栗谷は借金を完済し、「誇り高き父」となるに違いない。


(てれびのスキマ 戸部田誠/ライタ―)


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