ドバイもちもちクッキーで世界を席巻している韓国お菓子業界だが、次のヒット商品は「上海バター餅」だ。

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 単なる「バター餅」で検索すると、日本の切り餅をバターで焼いたものや、従来からあるバター味の求肥(ぎゅうひ)のようなものが出てくるので注意が必要だ。
韓国の上海バター餅は、マドレーヌやカステラ、人形焼きのような小麦粉焼き菓子の見た目。外はサクサク、中は餅が入っているので、もちもちとした食感を楽しめる。

 上海の伝統菓子「ニェンガオ」をアレンジしたデザートで、もち米粉やタピオカを使った生地にバターや牛乳を加え、見た目もおしゃれに焼き上げている。弾力と香ばしさをいっぺんに味わうことができる。

 ただ、非常においしいため「糖尿病」の方には注意が必要なお菓子でもある。1個あたり**260~330kcal(キロカロリー)**もあり、およそご飯1膳分に相当する。バターだけでなく、練乳やカスタードなどでさらに甘く、カロリーを爆上げしたものも登場しており、糖分と脂質が同時に血糖値へ響くのだ。

 糖尿病患者の膝関節炎の発症率が、そうでない場合に比べて1.26倍高いというデータも発表されている。血流の悪化により軟骨への栄養供給が滞り、関節の劣化が加速するためだ。もちろん体重増加も避けられない。腰や脊椎に負荷をかけ、腰痛や椎間板ヘルニアのリスクにもつながる。
それだけでなく、消化に時間がかかるもち米仕様のため、胃腸が弱い方は過剰な摂取を避けたほうがいい。


 おいしくても、少量に留めるのが鉄則の魅惑の菓子と言えるだろう。世界中に韓国名物として広まり、もし健康を損ねる人が出たとしても、それは自己責任だ。食べたのは自分自身なのだから。

 韓国は、他国の文化を取り入れたネーミングの菓子をヒットさせるのが非常に上手だ。
【編集:fa】
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