14年ぶりに民放連続ドラマで主演を務める女優の永作博美が、大きな話題を集めている。

14年ぶりの民放連ドラ主演と「年齢不詳」のビジュアル

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 永作は、4月7日スタートのドラマ『時すでにおスシ!?』(TBS系)で、子育てが一段落し鮨職人を目指す50歳の主人公・待山みなとを演じる。松山ケンイチと18年ぶりの共演を果たし、初回は平均視聴率・世帯5.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と上々の滑り出しを見せた。


 同作が放送されているのは、『じゃあ、あんたが作ってみろよ』など近年ヒット作を多数生み出してきたTBSの「火曜ドラマ」枠。『時すでにおスシ!?』もヒットしそうで、主演を務める永作へ大きな期待が寄せられている。

 久しぶりにスポットライトを浴びる永作だが、卓越した演技はもちろん、変わらぬビジュアルも話題だ。ドラマの宣伝で27年ぶりに出演した『オールスター感謝祭’26春』(TBS系)では、各場面で永作が取り上げられ、SNSでは「年齢不詳で凄い」「変わってなさすぎ」「また若返ってる」と大絶賛の投稿が相次いだ。

 ドラマの視聴者からも、SNS上では高評価が目立ち、55歳にして再ブレイクの兆しを見せている。

アイドルから実力派へ、再評価される「母親役」としての魅力

「母親役と言えば…」55歳・アイドル出身・実力派女優に再評価の流れ。スタッフが明かす“業界で引っぱりだこ”の理由
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 永作といえば、1989年にアイドルグループ・ribbonのメンバーとして芸能活動を開始。1994年放送のドラマ『陽のあたる場所』(フジテレビ系)で本格的に女優デビューすると、映画『人のセックスを笑うな』『八日目の蝉』など名作に数多く出演。

 ドラマにもコンスタントに出演し、近年ではNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』で演じたヒロインの母親役も話題となった。今年に入ってからは大ヒット映画『ほどなく、お別れです』で浜辺美波演じるヒロインの母親を演じて大絶賛を受けたばかりだ。

 なぜ、ここに来て永作の人気が再び高まっているのか? テレビ関係者が裏側を明かす。

「永作さんは2人の子どもを育てる母親で、私生活も充実していることから好感度がすこぶる高い。それに、無理に若作りせず自然体のビジュアルなので、女性からの支持を集めている。スポンサー受けが良いので、ドラマではキャスティングしたい女優として長く人気です。


 その上で演技も上手なので、長く女優として活躍できている。ここ最近では脇役が多かったですが、今回の『時すでにおスシ!?』がヒットすれば主演作も増える可能性が高い。『母親役といえば永作さん』と呼ばれる日も近いでしょう」

業界内で愛される「人情派」な素顔と不動の人気

「母親役と言えば…」55歳・アイドル出身・実力派女優に再評価の流れ。スタッフが明かす“業界で引っぱりだこ”の理由
画像:株式会社NHKエンタープライズ プレスリリース
 とはいえ、近年では松嶋菜々子をはじめ、各年代で母親役を演じて人気の高い女優が増えている。永作には強力なライバルが数多くいるわけだが、それでも不動の人気は揺るがないと、別のテレビ関係者が語る。

「永作さんは芸歴も長いベテラン女優なのに天真爛漫で裏表がなく、スタッフから好かれています。また、共演した俳優たちからも愛され、主演クラスから『永作さんと仕事がしたい』という声が多くオファーが舞い込んでくる。それに人情派としても有名で、『八日目の蝉』に子役として出演した渡邉このみさんとはいまだに交流があることを明かしています。

 過去に関わりのあったテレビや映画業界のスタッフとも仲が良く、かつて一緒に仕事をした人がプロデューサーなどに出世し、再び仕事を依頼する好循環ができている。女優として永作さんは間違いなく安泰で、母親役のオファーが途切れなさそうです」

『時すでにおスシ!?』でも好演技を見せ、存在感を放っている永作。今後も母親役を中心に、さまざまな作品で永作の活躍を見ることができそうだ。

<文/ゆるま小林>

【ゆるま 小林】
某テレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。退社後、フリーランスの編集・ライターに転身し、ネットニュースなどでテレビや芸能人に関するコラムを執筆
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