安田記念追い切り(4日・栗東トレセン)

 第76回安田記念(7日、東京)の出走馬が4日、確定した。3日の台風の影響で木曜追いとなったパンジャタワーは栗東・CWコースで軽快な脚取り。

「G1トク捜リレー」担当の山本理貴記者は昨年の3歳マイル王の復権があると感じ取った。枠順は5日に発表される。

 昨年の3歳マイル王のパンジャタワーに復権の予感が漂う。4日の最終追い切りは松山を背に、栗東・CWコースを単走。スイスイと馬なりのままスピード感十分に伸びて、6ハロン82秒8―11秒2をマークした。先週の日本ダービーをロブチェンで制したダービージョッキーは「無理せず動いていた。前走が急仕上げだったぶん、メンタル面も含めて上がってきている」と2週連続G1制覇に上々の感触を示した。

 ある程度、時計を出す意図で当初は水曜に追い切る予定だったが、台風による荒天でスライド。楽な手応えでも十分に負荷をかけており、予定を変更した影響はなさそうだ。「動きとしては言うことがない。本番ではむしろ馬場が渋ってくれた方がいいですね」と橋口調教師は笑顔を見せた。

 前走の高松宮記念(4着)は最終追い切りを坂路で行ったが、今回はCWコース。

その理由を指揮官は「距離をもたせるようなイメージで、NHKマイルCの時と同じような調整過程できました」と説明。当時は1600メートルをこなせるか半信半疑だったが、今回はG1を勝った成功体験がある。

 G1初制覇以来、5戦ぶりのマイル。「東京のマイルなら」と指揮官は自信をのぞかせた。狙ってきた舞台で勲章を加えるため、施した勝負仕上げ。今春G13勝と絶好調の鞍上の勢いも相まって、非常に魅力を感じる一頭だ。(山本 理貴)

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