韓国・釜山のある小学校裏門付近の交差点で、直径250ミリメートルの汚水管が詰まり、逆流が発生した。車両規制や迂回措置が必要なほどの大規模な事故だったが、原因究明から解決まではわずか1時間30分だった。


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 原因は、大量のナプキンや水に溶けないウェットティッシュが「無理やり」流されていたことだ。背景には、親や教師から正しい捨て方を教わらず、汚物入れを使わずに流してしまう子供たちの「無知」がある。現代ではトイレットペーパーよりウェットティッシュの方が清潔だと考える子供も多いのだろう。

 しかし、数人の児童が休み時間に流した程度で、これほどの逆流が起きるだろうか。

 そこで浮上するのが、単なる無知ではなく「悪意」による犯罪説だ。監視の目を盗み、何者かが鬱憤(うっぷん)晴らしに大量の異物を流し込む。実際、回収されたナプキンに経血が付着していなければ、その疑いは強くなる。

 トイレは驚くほど簡単につまる。かつて女子高で、たった一枚の下着やストッキングを流しただけで1階が水浸しになったという話もあったが、それは「愉快犯」によるものだった。

 時代と共にトイレの構造や排水の規模は進化している。それでも逆流が起きるのは、そこに「無知」や「悪意」が介在しているからだ。生理用品を無料で配る支援も大切だが、それ以上に、一人の人間として、公共の場での基本マナーを啓蒙することこそが必要ではないだろうか。

【編集:fa】
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