韓国の大韓航空は、アシアナ航空との合併を記念し、限定版「テコンVセット」を投入した。テコンVは1976年に登場した韓国の戦隊ロボットで、日本の「マジンガーZ」などを模倣した存在ながら、中年層から若者まで幅広い人気を誇る。
今回の限定版は、大韓航空のスカイブルー機体デザインとアシアナ航空の象徴色を融合させた特別仕様だ。フィギュアはテコンドーの蹴りからパンチまで、手の中で自在に再現できる。

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 ただし、購入は店舗では不可能で、3万9000マイルとの交換のみ。参考までに、3万5000マイルで仁川―ニューヨーク片道航空券が得られる水準だ。飛行機に乗らず、マイルを貯める必要のない人々はどうするか。すでに中古売買サイトに出品され、約4万4000円で取引されている。開始直後にもかかわらず、さらに高額化するとの予測もある。

 航空業界に限らず、造船業界も参戦している。HD現代重工業は建造した1万6200TEU級メタノール推進コンテナ船をレゴで表現し、公式オンラインモールで約2万2000円で販売。かつて広報用にとどまっていた重厚産業のマーケティングが、消費者が直接手に取れる「体験型商品」として姿を変えている。

 お金を出せば誰でも買えるわけではなく、マイル交換や限定販売など入手に手間がかかる点も、ネット社会ならではの希少性を高めている。10年後、これらの「企業グッズ」は果たしてどれほどの価値を持つのだろうか。

【編集:fa】
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