プロ野球ファーム・リーグのハヤテベンチャース静岡への入団が発表されたばかりの元中日・石川翔投手(26)が20日、自身のインスタグラムで「脊髄梗塞(こうそく)」を発症したことを公表した。前日に腰から下の感覚がなくなり、救急搬送されたという。

球団も「入院は事実」としている。

 石川はインスタグラムの中で「今は腰から下、両下半身の感覚が全くありません。動かそうという感覚すらなく、尿や便の感覚もありません」と説明。「脊髄梗塞には、これといった確立された治療法がなく、これから先、立てるか歩けるかはリハビリ次第と言われています。正直、この状態からまた歩けるようになることが、今はまだ想像できません」とつづった。

 「不安だし、怖いです」と苦しい胸の内を明かす一方で、「でも、あと少しで妻との新しい命が誕生します。妻と子供のためにも、せめてまた歩けるようになりたい」と前を向いた。

 最後は「簡単な道のりではないと思います。それでもまた前を向いて、自分らしく進んでいきます。これからも温かく見守っていただけたら嬉しいです。本当にありがとうございます」と感謝を記した。

 石川は、180センチの右腕。

栃木・青藍泰斗高から2017年ドラフト2位で中日に入団。25年オフに戦力外通告を受け、今季はメキシカンリーグのサラペロスでプレーしていたが、18日にハヤテ入団が発表された。

 ◆脊髄梗塞(せきずいこうそく) 背中の神経を走る脊髄の血管の一部が詰まり、血液が行き届かず、神経の一部が壊死(えし)してしまう病気。有効な治療法は、現時点では確立されていない。2024年に体操の「ひろみちおにいさん」として親しまれるタレント・佐藤弘道が発症し、一時活動を休止している。

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