◆米大リーグ パドレス―ドジャース(18日、米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)

 ドジャースのゴームズGMが18日(日本時間19日)、敵地・パドレス戦を前に会見し、前日に過去最高の投球を見せた佐々木朗希投手(24)について言及した。ゴームズGMは「本当に順調に成長しています。

登板ごとに良くなっているのが分かる。昨日は特にストレートのコマンドが素晴らしかった。初球ストライク率も70%以上でしたし、『これは継続できる』と思わせる指標が揃っている。自信もついてきている」と確かな成長にうなずいた。

 佐々木は前日17日(同18日)、敵地・エンゼルス戦に先発し、7回91球を投げて4安打1失点、8奪三振の好投を見せてメジャー通算3勝目となる2勝目(3敗)を挙げた。メジャー2年目で7回は最長で、8奪三振は最多。先発した試合での無四球も初めてで、援護点にも恵まれ、最速は97・9マイル(約157・6キロ)だったが、渡米後最高とも言える結果を残した。防御率は5・09となった。

 計91球のうち直球は37球で、割合はわずか41%。2種類のスプリットとスライダーを織り交ぜ、的を絞らせなかった。フォークと高速スプリットを使い分け始めた4月25日の本拠地・カブス戦以降では最も低い直球割合。平均96・6マイル(154・5キロ)と球速は控えめだったが、圧巻の内容だった。

同GMは「他の球種との見分けづらさが非常に良い。昨日はスライダーも良かった。球種の幅が広がり、ストレートも高めを使えることで、かなり良い組み合わせになっている」と絶賛した。

 佐々木はメジャー2戦目の今季は開幕から先発ローテーションを回って8試合で2勝3敗、防御率2・09。ロバーツ監督も「心を開くようになっている」と精神的な成長を指摘する。ゴームズGMは「本当に素晴らしい仕事をしている。朗希自身も努力している。NPBから来ることがどれだけ大変か、私たちはもっと理解しないといけない。問題は“メジャーで投げられるか”ではなく、適応の部分。10月(ポストシーズン)で彼の実力は証明したからね。今は信頼関係とコミュニケーションが育ってきている」と確かな手応えを得た様子だった。

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