今はLINEかメッセンジャーだと個人ごとの会話ができて、どんな会話をしてきたか、根性をもってさかのぼっていけば見られないこともない。この機能の前は、メールで、その前はショートメールでちょっとごちゃごちゃ感があって面倒くさかった。
人は楽な方に流れるものだ。…じゃあ、今、ハガキや封書でリアルタイムじゃない近況報告に戻れと言われたら面倒くさい。さらに、費用がかかる。お世話になってる日本郵政には申し訳ないが。メールと郵便の間にFAXがあるのか。

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 さて。
LINEは韓国の会社ネイバーが作った。韓国では、LINEはあまり人気がなくココアトークを利用しているらしいが、日本で爆発蔓延した。ただ、蔓延する前から、LINEの中身は韓国人が読んでいるからという話はもっと蔓延していた。「たいしたこと書いてないから」と庶民は言うが、仕事でファイルを送るのもLINEを使っている会社などもある。本来は禁止なんだろうけど、楽だから。

 LINEは、日本の某携帯電話会社グループが、その株式の65%を持つ韓国の会社から株を買い取る話を進めている。
今は保有率に関わらず50%づつで平等の経営権で運営してきたが、使用率の高い日本の企業にすべて渡してしまったほうがいいのではないかと日本政府も圧力をかけている。もちろん、日本側の圧力のかけかたによっては通商問題になりかねないのだが。

 だが、運営が日本になっても、その内容を見ることは可能である。ある意味それは言論統制につながる。TikTokもアメリカでは使えないような方向になっているのは、発祥の国で情報を抜き取られているという現実からだ。

 たいしたことじゃない中に、政府批判も入っていたりする。
便利であることで、逆に自分の首をしめる時代がもうすぐ来るかもしれない。
【編集:fa】