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このほど、日本政府は、フィリピンに対して、大型巡視船5隻を円借款で供与することになり、マニラで調印が行われた。
大国は一晩で大きな船を作るが、性能から見たら泥船のようなものである。その点日本の技術の粋を集めた巡視船は、外洋で長期期間の任務ができる。全長97メートルの大型船だ。これが、フィリピン沖に停泊し、沿岸警備隊が常時使えるようになると、フィリピン政府としても心強い。フィリピンの外相は「会場での保安能力の強化になると」と日本の支援に謝辞を述べている。
今までも日本は、12隻の巡視船を供与している。「国際国家の秩序を守るために、日本はフィリピンと連携し、国際法を守っていきたい」。
自国の領土をどこまでも広げたい。あわよくば世界全体を支配したいと考える国に、フィリピンは話し合いを重ねて、その間違いを指摘してきた。
日本製の巡視船は、フィリピンのためにきちっとした仕事をしていく。
【編集:fa】