BMWのフラッグシップサルーン「7シリーズ」の最新モデルが、6月10日に本国で発表された。
1977年に登場した初代から数えて、今回のモデルは6世代目。
新型7シリーズ最大の特徴は、「カーボンコア」と呼ばれるBMW i譲りのカーボンファイバー製ボディによる軽量化だ。先代から最大130kgの軽量化により、ダイナミック性能や快適性、環境性能を大きく向上させている。

パワートレインは4種類。ガソリンが直6ターボ(326ps/459Nm)とV8ターボ(450ps/650Nm)、ディーゼルが直6ターボ(265ps/620Nm)、さらに7シリーズ初の直4ターボに電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッド(258ps+95ps/400Nm+250Nm)が設定される。

厳選された素材を最高のクラフトマンシップで仕上げた室内は、スポーティかつエクスクルーシブ感に溢れている。近未来的なステアリングホイールやシフトノブ、タッチパネル&ジェスチャー機能付きの新世代iDrive、後席には「エグゼクティブ・ラウンジ」と呼ばれる豪華仕様も用意される。

また、夜間には随所に奢られたLEDの室内灯が、モダンかつムーディーな雰囲気を演出する。ファッショナブルなBMWディスプレイキーの操作により、車外から自動で車庫入れ操作ができる「リモート・コントロール・パーキング」も量産車として世界初採用された。

新型7シリーズで採用された数々のハイテク装備は、より快適でスマートなカーライフを創造し、オーナーやパッセンジャーの所作を美しく見せることだろう。スポーティかつ優雅、フラッグシップとしてのオーラを放つ新型7シリーズの実車は、10月末の東京モーターショーで見ることができるはずだ。
■初代(1977年)

■2代目(1986年)

■3代目(1994年)

■4代目(2001年)

■5代目・現行モデル(2009年)

(zlatan)
写真:BMWグループ




















