『Fate/Grand Order』(以下、FGO)にて、「2500万DL突破キャンペーン」が開催されています。聖晶石や呼符などの嬉しいアイテムがもらえる点も見逃せませんが、目玉はなんと言っても、対象となる★4サーヴァントの中から1騎を選んでもらえる交換チケットの存在でしょう。


しかし、交換対象のラインナップは全68騎。そこから1騎だけ選ぶのは、なかなか難しい問題です。もちろん、この中に推しサーヴァントがいれば迷うことなく交換するのがお勧めですが、戦力不足を補いたい場合、その検討にはかなりの時間を要します。

そこで今回は、まだ『FGO』を熟知していない新米マスターに向け、汎用性の高さや唯一無二の特徴を持つサーヴァントを独自に厳選し、交換にお勧めなサーヴァントたちをご紹介。この解説を元に、あなたにとって必要な1騎をお選びください。

なお、どこの戦力が不足しているかはマスターによって異なるため、全般的に戦力が不足している状況を想定する形になっています。例えば、「セイバーはもう十分揃っている」という場合は、お勧めセイバーについて考慮する必要はありません。手持ちの中で足りていない部分を補うサーヴァントに注目していただければ幸いです。

■汎用性があり、唯一無二のポイントもある「ヘファイスティオン」
汎用性が高いアタッカーという視点で考えると、まず真っ先にお勧めしたいのが「ヘファイスティオン」です。彼女のクラスは、アルターエゴに対して一方的に有利が取れる上に、セイバー、アーチャー、ランサー、そしてバーサーカーにも攻撃面で有利な「プリテンダー」。クラス特性だけで、幅広い相手に安定したダメージを与えられます。

しかも「ヘファイスティオン」は、3ターン限りとはいえ、キャスターに有利が取れるスキルも所持。
このスキルも視野に入れれば、6クラスもの相手に対して攻撃が有利になるので、手薄なクラスが多い方にとってはうってつけのサーヴァントです。

また、彼女が持つスキル「高速神言」は、NPを最大120%もチャージ可能。概念礼装を考慮せず、味方からのサポートがなくとも、1ターン目から即宝具を発動できる数少ないサーヴァントです。

初獲得の場合は宝具LVが1なので、威力の面で少々心もとないところもあります。ですが、適切な概念礼装とサポートを受けて宝具を発動し、次のターンは自前のスキルでNPを稼いで発動といった2連射も狙いやすく、手数で威力を補う方法も悪くありません。

もうひとつ見逃せないのは、単体攻撃宝具持ちのプリテンダーは、現時点で「ヘファイスティオン」のみという点です。彼女以外のプリテンダーは★5の「オベロン」しかおらず、こちらは全体攻撃宝具。アルターエゴがボスとして出てきた場合、「ヘファイスティオン」のクラスと宝具が効果的に噛み合います。

多くのクラスに攻撃有利が取れ、飛び抜けたNPチャージ量(NP100%が目的なら、該当スキルのLVは8で済む点も優秀)で宝具を即発動でき、プリテンダー&単体攻撃宝具の組み合わせは現状で唯一無二。汎用性だけでなく独自性も持つ「ヘファイスティオン」は、多くのマスターにお勧めできるサーヴァントです。

■「ニトクリス(キャスター)」と「キルケー」もスキルだけで宝具を発動可能
「ヘファイスティオン」のように、手持ちのスキルだけで即宝具が撃てるサーヴァントは非常に限られており、★5でも「メリュジーヌ」や「ミス・クレーン」などごく一部です。しかし、今回の交換対象の中には、NPを100%以上獲得できるスキルを持つサーヴァントが複数います。


「ニトクリス(キャスター)」も「高速神言」を持っており、LV8以上で宝具の即発動が可能。宝具は全体攻撃ですが、自前だけだとバフが少ないため、単体の火力として見ると少し物足りなさもあります。

しかし「ニトクリス(キャスター)」にはもうひとつ強みがあり、それは即死効果が狙いやすいこと。宝具に「確率で即死」効果があり、オーバーチャージすれば確率もアップ。また、即死付与成功率をアップさせるスキルも所持しているので、即死耐性の低い敵であればダメージではなく即死で撃破する戦い方が狙えます。しかも即死狙いなら、宝具LV1でも問題になりません。

即死がまず入らない対サーヴァント戦にはやや不向きですが、多数の雑魚敵を倒す戦闘や、イベント用の周回に組み込むなど、使い所がしっかりとあるサーヴァントです。

また「キルケー」も、これまでの2騎と同じく「高速神言」を所持。彼女の宝具は単体攻撃なので、厄介なボスやイベント周回でHP高めの単体敵などの対処に向いています。ただし、自身の威力を向上させるバフを持たないため(相手の防御力を下げるデバフは所持)、こちらもダメージ面で不安が残ります。

ですが「キルケー」の宝具には、敵を“豚化”(一種のスタン状態)させる特殊な効果があり、一時的な無力化を狙えます。相手によって効くかどうか分かれますが、強敵の動きを1ターン足止めできる効果はなかなか侮れません。
そのため、シナリオ上の重要な戦いや高難易度バトルで刺さる場合もあります。

威力の面では他の単体宝具持ちのサーヴァントに譲るものの、スキルによるNPチャージと“豚化”の組み合わせは「キルケー」ならではの個性。概念礼装とサポート次第では、“豚化”の連射で一方的に攻撃する、といったフォーメーションも不可能ではないので、戦術の幅を広げる意味でも価値のあるサーヴァントです。

今回の交換対象の中で、スキルのみで宝具発動まで持っていけるのは、ここまでに紹介した3騎だけでなく、「メディア〔リリィ〕」も可能です。ただし、彼女のスキルや宝具はHP回復や耐性アップなどの治癒系に特化しているので、戦力不足の場合真っ先に選ぶサーヴァントとは言えません。

「メディア〔リリィ〕」は入手しにくいサーヴァントなので、この機会に手に入れておくのもアリですが、その性能を熟知した上でご一考ください。

■セイバーなら「ランスロット」が安定した強さ、耐久or〔悪〕相手なら「アストライア」も○
“単体攻撃宝具持ちで使いやすい★4サーヴァント”という点で考えた場合、クラス相性の広さでは「ヘファイスティオン」に敵いませんが、「ランスロット(セイバー)」の使い勝手は★4全体を通しても上位に食い込むほどです。

スキル「湖の騎士」でスターを瞬間的に生み出し(最大20個)、「無窮の武練」で自身のカードにスターを集め、「騎士は徒手にて死せず」でクリティカル威力をアップ。自分のスキルだけで、クリティカルに必要な「スターを稼ぎ、集め、威力を高める」の全てを補えます。

『FGO』はサーヴァント同士のシナジーが重要ですが、それは足りない部分を補い合う一面があります。しかし「ランスロット(セイバー)」の場合、クリティカル攻撃に必要な最低限の要素をひとりで賄えるので、セイバーの戦力が足りていない方には問答無用で推せるサーヴァントです。

しかも「騎士は徒手にて死せず」には、3ターンにわたってスターを獲得できる効果があるので、サポート次第で継続的なクリティカル攻撃も可能。
また、「湖の騎士」でNP30%をチャージできるため宝具発動も狙いやすいなど、全般的な隙のなさも素晴らしいばかり。実装からかなり年月が経っているので、改めて話題になりにくいサーヴァントですが、疎かにはできない存在感を今も放っています。

単体攻撃宝具持ちでもう1騎ピックアップしたいのが、「アストライア」。クラスは「ルーラー」なので、多くのクラス相手に防御面で有利が取れます。その分、攻撃有利が取れる相手はムーンキャンサーに限られるので、与ダメージの大半が等倍になる点はちょっとしたネックです。

しかし、スキルで攻撃力・アーツカードの性能・クリティカル威力・スター集中度などをアップでき、宝具やスキルでスターの獲得も可能。底上げとクリティカル狙いの立ち回りで、ダメージの上乗せを十分狙えます。

また、宝具に〔悪〕特攻があるので、刺さる相手ならメインアタッカーとしての起用も視野に入るほど。クラス相性による耐久型アタッカーや、スター稼ぎでサポートするサブアタッカーなど、様々な役どころを持てる強みを持ちます。

■最後の切り札「ヘラクレス」、サポート能力も高い「エレナ・ブラヴァツキー(キャスター)」も見逃せない
最後にピックアップしたい2騎は、これまでとは少々立ち回りが異なるサーヴァントです。といっても、使い方が難しいわけではないのでご安心ください。

まず推したい1騎は、かつて助けられた経験を持つマスターも少なくない「ヘラクレス」。
バーサーカーなので攻撃面で有利が取れる強みも無視できませんが、絆LV10になるともらえる固有の概念礼装「雪の城」との組み合わせが非常に強力です。

「雪の城」は、自身にガッツ状態を3回付与する効果があり、自前のスキルと合わせるとバーサーカーながら生存能力がかなり高め。しかも最後の1騎になってからやられてガッツで復活した場合、敵の攻撃がそこで止むため、条件を整えればガッツ1回と敵の攻撃1ターンを相殺することが可能。この状態は他のサーヴァントでも発生しますが、所持スキルと絆礼装の相性の良さから、「ヘラクレス」の殿性能がすこぶる高くなっています。

前衛に配置しても相応の活躍を見せる上、最後尾に置けば強敵相手でも長期戦に持ち込み、攻撃有利の相性で敵をなぎ倒す──その粘り強さは、他の追従を許しません。絆LV10にするまでの道のりの長さがネックですが、だからこそ早く手に入れ、絆を育てておくのもお勧めです。

ここまではメインもしくはサブアタッカーとして戦力を補強するお勧めが続きましたが、サポート能力の高さも兼ね備える「エレナ・ブラヴァツキー(キャスター)」もかなり優秀なので、一考する価値があります。

彼女は、自身のNPを最大30%獲得(要スキル強化)し、失敗する確率もありますが宝具威力を大きくアップするバフ持ち……ですが、単体の火力だけで彼女を候補の一人に選んだわけではありません。

スキル「魔力同調」と「未知への探求」で、味方全体に最大でNP20%の付与&全カードの性能アップが可能。味方の得手を選ばず誰でも支援できる幅広さと、自分を含めた全員の宝具発動を促すNP付与が最大の強みです。

NPを付与する量ですが、自身に対しては合計50%(30+20)。宝具発動まで残り50%ならば、★3の概念礼装でも補える範囲ですし、イベント報酬のもので賄う手もあります。
戦力が不足しているマスターでも比較的揃えやすいので、視野に入れて問題のないレベルでしょう。

残り2人の味方への付与量は、それぞれ20%ずつなので、一見すると少ないように感じるかもしれません。ですが、前述の通り50%チャージする概念礼装なら確保しやすいので、その装備を前提とすれば宝具発動まで残り30%で済みます。

30%チャージならば、★4以下のサーヴァントでも自前で補えるサーヴァントがそれなりに揃っています。例えば、今回のチケットで交換できる範囲だけでも、「ランスロット(セイバー)」「ネロ・クラウディウス(セイバー)」「フィン・マックール」など複数いますし、フレンドポイント召喚で手に入る「アーラシュス」「スパルタクス」も同じ条件で宝具が発動できます。

また、イベントクリアで入手できる配布サーヴァントにも30%チャージできる面々がおり、ここ半年ほどでは「太歳星君」や「エリザベート・バートリー〔シンデレラ〕」などが当てはまります。プレイすれば手に入る配布サーヴァントを、「エレナ・ブラヴァツキー(キャスター)」のスキルでさらに使いやすくする。戦力不足をこうした形で補うのも悪くありません。

NP20%を味方全体に付与できるサーヴァント自体は彼女以外にもいますが、攻撃系宝具持ちとなると途端に数が絞られます。雑魚を蹴散らしつつ、メインアタッカーの支援もできる両面性が非常に頼もしく、お勧め度がかなり高いサーヴァントです。

ひとつ難点を上げるならば、自身の宝具威力アップが確率なので、ダメージにムラが出やすいところだけご注意ください。

■今回ピックアップした7騎以外にも、見逃せないサーヴァントが!?
今回、厳選という形で7騎をピックアップしました。それでもまだ迷うという方は、更に絞り込んだ以下の4騎から選んで見てはいかがでしょうか。いずれも長所が異なるので、求める要素に応じて選べば答えが見つかりやすいかと思います。

・汎用性と唯一性を併せ持つ「ヘファイスティオン」
・NP100%以上チャージスキルと即死効果を持つ全体攻撃宝具の「ニトクリス」
・随一の殿性能で敵を殲滅する「ヘラクレス」
・支援とサブアタッカーを兼ねる「エレナ・ブラヴァツキー(キャスター)」
また、今回は迷いにくいように数を押さえましたが、有力なサーヴァントはこの他にも多数いるので、最後にそちらも軽く紹介して締めくくりたいと思います。

魅力あるサーヴァントは多いものの、悩んでいるうちに交換期限が過ぎてしまうのが一番もったいない結末です。ピンと来た相手を見つけたら、思い切って踏み込んでみるのも一興ですよ。

【その他のお勧めサーヴァントたち】
・アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕(セイバー):NP20%チャージ、宝具威力高め&NPリチャージあり
・ネロ・クラウディウス:スキルのガッツ3回による耐久性能の高さ
・バーゲスト:味方全体にNPを最大15%付与×3ターン

・ケイローン:味方全体のクリティカル威力&全カード性能アップ、防御強化解除後の単体攻撃宝具
・ゼノビア:NP最大20%付与×3ターン、〔王〕特攻の全体攻撃宝具
・バーヴァン・シー:2種のスキルでNPを最大60%チャージ、味方全体に回避付与(1回)

・アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕:NP20%チャージ、クリティカル威力アップを含めた自己バフが強力
・パーシヴァル:NP20%チャージ、宝具効果で無敵貫通付与、味方全体に宝具威力アップ

・アストルフォ:NP50%チャージ、ただし他の手段でNPを稼ぐのは苦手

・トーマス・エジソン:スキルチャージ短縮、宝具のチャージ段階引き上げ、味方全体に最大NP10%付与×5ターンなどのスキル持ち

・ペンテシレイア:攻撃特化のバーサーカー、NP最大20%チャージ×3ターン

・ヘシアン・ロボ:★4アヴェンジャーで唯一の単体攻撃宝具持ち、ルーラーのボスに有効
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