味の素AGFは、「ブレンディ」ポーションシリーズで夏場のアイス飲用提案を強化する。サンリオの人気キャラクター「ポムポムプリン」とコラボレーションし、5月21日から新TVCM「Let’sポーション ポムポムプリン」篇を関東・関西・中京エリアで放映する。
「ブレンディ」ポーションは、個包装タイプのポーション飲料。ミルクや水で割るだけで、アイスカフェオレやアイスドリンクを手軽に楽しめる。1杯分ずつ使えるため、開けたてのおいしさを楽しめることに加え、コーヒーや紅茶、いちごオレ、抹茶オレ、フルーツティーなど、気分に合わせて選べる味の幅広さも特徴だ。近年は気温上昇や夏場の長期化により、家庭内でのアイス飲用機会が増えている。加えて、嗜好の多様化を背景に、一杯ずつ楽しめる個包装タイプの需要も高まっている。
5月21日に開催した発表会で、コンシューマービジネス部ニューフィールドグループ主任の徳永理紗氏は、ポーション市場について「嗜好品の中でも非常に勢いのあるカテゴリー」と説明した。ポーションカテゴリーは、金額ベースで前年同期比142%に拡大。「ブレンディ」ポーションも2025年度に同約160%と大きく伸長し、カテゴリーを牽引したという。
徳永氏は、同シリーズが伸長した要因について、「発売から20年以上経っている商品だが、まだ認知に課題がある」とした上で、昨年、同社のポーション商品として初めてTVCMを展開した効果を挙げた。
2026年春夏は、榮倉さん出演のCMを継続しながら、デビュー30周年を迎えたポムポムプリンを公式サポーターに迎えた。徳永氏は、ポムポムプリンについて「10代から20代、30代のファンが多く、幅広い層に支持されているキャラクター」と説明。ポーションやコーヒーに触れてこなかった新しいユーザーとの接点を広げる狙いがあるとした。
新CMは昨年の榮倉さん出演CMをオマージュした構成で、ポムポムプリンが「ポポポポポーション♪」の楽曲に合わせて登場する。徳永氏は、ポーションとポムポムプリンに共通する「ポ」の響きを生かしたコラボであることに加え、ポムポムプリンがミルク好きである点も商品との親和性につながったと説明した。
発表会では、榮倉さんも登壇した。榮倉さんは「ブレンディ」ポーションについて、「無糖が一番好き」と話し、水と氷で飲むほか、最近は豆乳ラテとしても楽しんでいると紹介。夏場の楽しみ方として、凍らせたポーションを持ち出し、外出先でミルクや水に入れて冷たい一杯を楽しむ方法にも触れた。来客時には複数のフレーバーを用意することもあるといい、「その時の気分によって、いろいろな飲み方で楽しめるのがすごくいい。
同シリーズの2025年度販売杯数は約4600万杯となり、2002年の発売以降で過去最高となった。フレーバー別では「濃縮コーヒー無糖」が最も人気で、約1300万杯を販売した。ただ、徳永氏は、無糖をはじめとするコーヒーフレーバーに加え、ノンコーヒーフレーバーも伸びていると説明。カフェで季節限定メニューや抹茶ラテなどを楽しむ層が、ポーションでもノンコーヒーフレーバーを購入している傾向があるとした。
六本木ヒルズで4日間限定カフェ 「ポムポムポーションCafe」は、5月21日から24日まで六本木ヒルズ ヒルズカフェ/スペースで開催している。事前予約制で、予約は5月11日から受け付けており、発表会時点でカフェ体験の予約枠は満席となっていた。一方、来場者が「ブレンディ」ポーションを受け取れる「ポムポムポーションマシーン」体験は、一部の予約枠に空きがあるという。
カフェ体験では、「ブレンディ」ポーションをミルク、水、炭酸水で割ったアイスドリンクを提供する。コーヒーだけでなく、「甘熟苺オレベース」を使ったいちごオレや、「フルーツティー 3種の果物ミックス」を使ったティーソーダなども用意し、飲用シーンの広がりを訴求する。
徳永氏は、今年のイベントについて「昨年はアレンジレシピも含めて、まずポーションを知っていただくことに取り組んだ」と説明。今年はポムポムプリンとのコラボを通じて、商品をより身近に感じてもらい、ミルク、水、炭酸水などで割る日常的な楽しみ方を改めて訴求する考えを示した。
会場には、カフェの店長となったポムポムプリンをあしらった装飾や、CMの世界観を体験できるソファのフォトスポットを設置した。「ポムポムポーションマシーン」も設け、商品特徴である“冷たいミルクや水で割るだけ”という手軽さを体験できる内容とした。
榮倉さんは、会場内にCMの世界観を再現したソファのフォトスポットが設けられていることに触れ、「楽しいですよね」とコメント。ポムポムプリンについても「小学校の時から大好きで、同じソファで同じことをしているのがすごくうれしい」と笑顔を見せた。
徳永氏は、「ブレンディ」ポーションについて、「忙しい毎日の中でも、お家で手軽にカフェのようなコク深いアイスカフェオレやアイスドリンクが楽しめる、現代のライフスタイルにぴったりの商品」と説明した。直近の販売動向も1~4月は金額ベースで2桁増と好調に推移しており、同社はテレビCMやイベント、店頭施策を通じて新規購入者の拡大を図る。









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