掃除機の異臭で特に注意したいのは「焦げたようなニオイ」が発生するとき。ゴムやプラスチックが焼けるような、ツンと鼻をつく臭いがする場合は、そのまま使い続けると危険です。この「焦げたようなニオイ」は、一体何が原因で発生しているのでしょうか。
■原因1. ゴミ詰まりやブラシの絡まり
焦げ臭いニオイの原因として多いのは「ゴミ詰まり」です。ダストカップやフィルターにホコリがたまり過ぎたり、パイプやヘッド内部に異物が詰まっていたりすると、空気の流れが悪化してモーターに負荷がかかります。その結果、本体が熱を持つことで異臭につながることがあるのです。
また、ヘッドブラシに髪の毛や糸が大量に絡まっている場合も注意が必要です。ブラシが回転しにくくなり、摩擦によってゴムが焼けたようなニオイが出るケースもあります。
まずは使用をやめて、本体を冷ましてからフィルターやブラシ周辺のお手入れをしましょう。
■原因2. モーターやコードの劣化
長年使っている掃除機は、モーターや電源コードの劣化によって異臭が発生することもあります。
・お手入れしても焦げ臭い
・異音がする
・本体が異常に熱い
・運転中に止まる
最近の掃除機は、安全装置によって自動停止する機種も増えています。そのため「何度も止まる」のは、内部温度の上昇や異常を検知している可能性もあります。特に「焦げ臭い」「熱い」「異音がする」が同時に起きている場合は、無理に使い続けないことが大切です。
またコード式では、コードの断線や接触不良によって発熱するケースも。コードが熱かったり、曲げると電源が入ったり切れたりする場合は使用を中止しましょう。
一方、コードレス掃除機は、モーターより先にバッテリーが劣化することもあります。使用頻度や使い方にもよりますが、バッテリー寿命は3年程度が目安とされていますので、充電の減りが早くなったら、バッテリー交換や買い替えを検討しましょう。
掃除機は毎日のように使う家電だからこそ「ちょっと変かも?」というサインを見逃さないことが安全につながります。まずはフィルターやダストカップ、ブラシ周辺をお手入れし、それでも改善しない場合は、メーカーや修理窓口に相談するか、買い替えを検討しましょう。
▼田中 真紀子プロフィール白物家電、美容家電の専門家兼ライターとして活躍。









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