人気VTuberたちが『マリオカート8 デラックス』の腕前を競い合う「マリカにじさんじ杯」が、今年も決着。白熱したレースが繰り広げられましたが、そこでシェリン・バーガンディさんの華麗なるドライビングテクニックが喝采を浴びていました。


◆名探偵にして「にじさんじ」屈指の走り屋
シェリンさんは「にじさんじ」内で屈指の“マリカガチ勢”として知られており、オンライン戦のレートもかなりの高さ。12月18日に行われた大会本戦では、そのテクニックの片鱗を見せ付けました。

とくに話題を呼んでいたのが、1位を追尾する“青甲羅”ことトゲゾーこうらに対処したシーンです。

たとえば、本配信の3時間32分頃から始まった、準決勝Aリーグ「キノコリッジウェイ」でのレース。ゴールが目の前まで近づくなか、1位を独走していたシェリンさんの背後に、青甲羅が迫ってきます。

しかしシェリンさんは慌てることなく、崖からコース外に向かってダイブ。
コースに復帰させてくれるジュゲムの動きによって、そのまま最短距離でゴールインしてみせました。

瞬間的な判断力の高さに、本配信で司会していた剣持刀也さんも、「判断力の化身です!」「圧倒的な経験値があります」と、思わず脱帽してしまいます。

また、本配信の4時間38分頃から始まる、決勝戦の第1レース「キノピオハーバー」でも離れ業を披露。

シェリンさんはやはり道中1位だったため、青甲羅にロックオンされている状況。ですが接触の直前、コース上の路面電車にあえて自らぶつかることで、タイムロスを最小限に抑えてみせたのです。

華麗すぎるテクニックに、剣持さんも「うわぁー!上手すぎる!」「これがシェリン・バーガンディ!これが優勝候補筆頭!これがレート25000の実力者だ!」と興奮しきりでした。


◆惜しくも優勝は逃したものの…
なお、今大会の結果としては、葛葉さんが優勝に輝くことに。シェリンさんは惜しくも、3位入賞という順位となっています。

ですが剣持さんは巧みなレース運びを称え、表彰の場で「誰しもあなたの強さ、疑う者はいませんし、圧倒的だったと、そういう風に心に刻まれたと思います」と最大限のリスペクトを表明。

それに対してシェリンさんは、「もう来年は使えるもの全部使って、“バケモン”になって帰ってきたいと思うんで」とさらなる向上心を見せつけ、来年も「マリカにじさんじ杯」を開催してほしいと熱望するのでした。

剣持さん主催による「マリカにじさんじ杯」は今年で最後となるようですが、来年のことはまだどうなるか分かりません。“バケモン”になったシェリンさんの活躍を、どこかで見られるといいですね!