任天堂は、2023年3月期第3四半期の決算説明資料を公開しました。

当期の売上高は前年同期比1.9%減の12,951億円、営業利益は13.1%減の4,105億円、経常利益は6.1%減の4,825億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は5.8%減の3,462億円です。


ニンテンドースイッチ本体の販売台数は、半導体部品などの供給不足によって夏の終わりごろまで生産に支障をきたしたことから、前年同期比21.3%減の1,491万台に減少。ただし、年間プレイユーザーは増加傾向にあり、ビジネスの基盤は拡大を続けているとのこと。

ソフトウェアでは、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の販売本数が2,061万本を記録。同作は発売後7週間のセルスルーでも1,820万本を記録し、任天堂のゲーム専用機向けソフトウェアとして過去最高の初動販売を達成しました。

また、『スプラトゥーン3』が1,013万本、『Nintendo Switch Sports』が861万本と順調に販売を伸ばしているほか、前期以前の発売タイトルでは『マリオカート8 デラックス』が666万本(累計販売本数5,200万本)、『星のカービィ ディスカバリー』が347万本(累計販売本数612万本)と根強い人気を見せています。

これらの結果、当期のミリオンセラータイトルは27本(ソフトメーカのタイトル含む)を記録。
しかし、ハードウェアの販売減などもあり、ソフトウェア全体の販売本数は前年同期比4.0%減の1億7,211万本となっています。決算情報の詳細は任天堂IRページよりご確認ください。