ワントゥーテン(京都市)は、XRや、AI 技術を駆使したサービス、プロジェクションマッピング・センシングなどを活用したショールームを、2024年4月17日に東急プラザ原宿「ハラカド」3階にオープンした。

VRゴークル「Meta Quest 3」を使って遊ぶシューティングアトラクション「オバケハンターXR」や、楽しみながら学べる体験型エデュテインメントコンテンツ「ENNICHI 縁日」を体験できる。

J-CASTトレンドはショールームを取材した。

リアル店舗から、黒板やランドセルのオバケが登場!?

数あるアトラクションの中でも、没入感があり、特に迫力ある体験ができるのが「オバケハンターXR」。辺りを飛び回るオバケたちを撃って、魂を回収していく。体験時間は2分ほど。最大2人で楽しめるが、今回記者は単身VRゴークルを着用し、オバケがひしめく空間へ。

黒板やランドセル、ピアニカなど、小学校にまつわるアイテムに扮したオバケが次々に現れ、襲い掛かってくる。

専用の銃(コントローラー)を使い、人差し指のボタンで撃って倒すと魂が浮遊するので、すかさず親指のボタンを長押し。これで魂を回収できる。出てくるオバケをすべて倒して魂を回収すると、ボス「がしゃどくろ」と戦える。

VRゴーグルを被って見る映像には、ショールーム前にあるリアル店舗がそのまま登場。現実世界にある店の中から、3Dのオバケたちが出てくるように見える。まさしく「VRとリアルの融合」だ。

VR酔いを防ぐ工夫が

「オバケハンターXR」終了後、ワントゥーテン・営業責任者の二之形昌弘さんに取材した。

二之形さんによると、ワントゥーテンとしてはじめての常設のショールームをハラカド内にオープンした。

「オバケハンターXR」は、天王洲にある同社オフィスでも体験できるアトラクションで、「リアル空間を使って遊べる」のが特徴だ。

そこで今回はハラカド内の壁や床、実店舗を活用。現実にある空間を使うことでVR酔いの防止にもつながると言い、没入体験を楽しめるのも魅力だと話す。<J-CASTトレンド>