「今回の紅白のテーマはカラフル。ロゴははっきり赤と白で区別されていたものから、グラデーションのあるものに刷新されました。
毎年紅白を行っていたNHKホールが改修工事で使えず、東京国際フォーラムでの開催となった『第72回NHK紅白歌合戦』。本誌は今年も舞台裏で起きた事件を独占キャッチしたーー。
【1】長崎県出身者が大活躍
国民的人気番組の紅白に、実は一大派閥が誕生していた。
「今年の紅白では、長崎県出身者が“最大勢力”でした。司会を務めた川口春奈さん(26)に、特別企画で出演したさだまさしさん(69)。さらにトリの福山雅治さん(52)、大トリのMISIAさん(43)。この4人全員が長崎県生まれです。
企画でも長崎色が強く、SDGsをPRするコーナーで、川口さんが、長崎・五島市へ里帰りする様子が流れました。みなさん紅白に出場するのは、平和への願い、そして長崎への恩返しの思いが強いそうです」(前出・NHK関係者)
【2】キンプリ 菅モネに“嫉妬”
紅白といえば、出演者同士の絡みも見どころのひとつだ。
「King&Princeの歌唱後に永瀬廉さん(22)が、朝ドラ『おかえりモネ』で共演し、審査員席にいた清原果耶さん(19)、坂口健太郎さん(30)と、談笑する一幕がありました。
そのとき、横にいた平野紫耀さん(24)は後ろを向いて、落ち着かない様子。
【3】上白石萌音 再会3連発
大河に朝ドラに紅白と’21年は、NHKにでずっぱりだった上白石萌音(23)。紅白では親友に会うことができた。
「上白石萌音さんは、プライベートでも仲のいい清原さんと会えてうれしそうでしたよ。朝ドラ『カムカムエヴリバディ』で夫役を務める松村北斗さん(26)とも舞台裏ですれ違い、『頑張ってください』とエールを送ったそうです」(前出・NHK関係者)
友人たちよりも恩師との“再会”に、最も感動していたと前出・NHK関係者は続ける。
「上白石さんは女優業と、歌手活動の“二刀流”の薬師丸ひろ子さん(57)を尊敬しているのです。今回の朝ドラでは10人の子役を相手に母親を演じたのですが、薬師丸さんの子役への接し方を参考にしていたようです。
‘17年に初めて行ったワンマンライブでも、薬師丸さんが今回の紅白で歌った『Woman “Wの悲劇”より』を自ら提案してカバーしました。薬師丸さんと同じ渋谷のNHKのスタジオで、自分も歌うことができて感涙したそうです」
大舞台を経た上白石の未来は“カラフル”に違いないーー。