《皆様にお伝えしたいことがあります。中国での活動を見据え、来年から中国の大学に留学します》

8月8日、Twitterに自筆の文書を公開し、中国留学を報告したのは小島瑠璃子(28)。

’09年にホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞し、デビューを果たした小島。今年で芸能活動13年目を迎えたが、《28歳、一度ゼロからチャレンジしてみようと思います!!》と、“リセット”を宣言した。

そんな小島に、Twitterでは《凄く素敵な決断ですね》《夢に向かって頑張って下さい!!》と応援する声が寄せられている。

’19年11月にはWeiboを開設し中国語で話す動画をアップするなど、小島は以前から“中国進出”への布石を打ってきた。

「以前から中国進出を計画していたという小島さんですが、新型コロナの影響で断念したそうです。それでも週に1回90分の中国語レッスンを受けるなど、努力を続けていました。

いまでは語学スキルも日常会話は十分話せるレベルだといいます。今年の年明けにも、ラジオで『中国で仕事が出来る土台を作ります』と宣言。さらに、長年の夢だった歌手活動への意欲も明かしていました」(芸能関係者)

■中国の情勢を心配する声も……

冒頭の報告に加え、《具体的な移住のタイミングは世の中の状況をみて判断しようと思います》とも綴った小島。一方で、文章の末尾には《来年には日本を離れ場所は変わります》とも記しているが、現在の中国の情勢から不安視する声も上がっているのだ。

「小島さんが中国留学を宣言した日は、中国が台湾周辺で軍事演習を開始した直後。さらに弾道ミサイル5発が、日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したことも確認されました。

有事に対する緊張が高まるなかでの中国留学に、《このご時世に…?普通に心配》《大丈夫かな?》と心配する声も散見されています」(前出・芸能関係者)

■イメージに影響を与えた「キングダム」作者との熱愛

懸念ごとはそれだけではなさそうだ。

小島といえば、’15年にニホンモニターが発表した番組出演ランキングで、年間番組出演本数429本を記録し“クイーン”に輝いた。’17年10月には「池上彰の総選挙ライブ」(テレビ東京系)に出演し、衆院選のリポートが評価され“こじるり無双”と呼ばれるなど脚光を浴びた。

しかし今年3月には、4年間ナビゲーターを務めた「サイエンスZERO」(NHK Eテレ)を卒業。そして、6年間続いた「さまぁ~ず三村マサカズと小島瑠璃子の『みむこじラジオ!』」(ニッポン放送)も同時期に終了した。現在のレギュラーは、『サタデープラス』(MBS・TBS系)と『プレミアの巣窟』(フジテレビ系)、ラジオ番組『いいこと、聴いた』(TOKYO FM)のみ。

テレビ局関係者が言う。

「入れ替わりの激しい芸能界では、次々と旬のタレントが登場します。番組出演ランキングでは、小島さんは’17年以降ランクダウンし、’19年には“圏外”に。もちろん、留学を視野に入れて活動をセーブしていたことも背景にはあるでしょう。ですが最近の傾向は、“みちょぱ”こと池田美優さん(23)など、ティーンから人気のあるモデル出身タレントの活躍が目立ちます。

さらに小島さんには、’20年7月に人気漫画『キングダム』の作者・原泰久さんとの熱愛が報じられました。

しかし、原さんが前妻と離婚した時期と近かったことから、小島さんに“略奪愛疑惑”も浮上したのです。翌年6月には破局が報じられ、小島さんもその直後のトーク番組で別れたことを明かしました。ですがその際に、“つき合う前にいたします”発言も飛び出し、誤解を招きイメージに傷がついてしまいました」

そのような背景を踏まえると、留学を終え、帰国した際の“受け皿”にも影響が及びそうだ。

「留学から帰国した後も、引っ張りだこの芸能人といえばウエンツ瑛士さん(36)です。小池徹平さん(36)とのデュオ『WaT』の解散から2年後、『ロンドンに舞台の勉強をしに行く』として活動休止しました。そして約1年半の留学を終え、’20年4月には帰国と同時に『火曜サプライズ』(日本テレビ系)でレギュラー復帰。

ただ、ウエンツさんの場合は、人気絶頂の最中での留学でした。小島さんが中国にどれくらいの期間滞在するのかはわかりませんが、日本の芸能界でブランクが生じるのは必須。ウエンツさんのように、帰国後も“受け皿”があるといいのですが……」(前出・テレビ局関係者)

果たしてこじるりの一世一代の決断は、吉と出るだろうか。