(台北中央社)男女混合5人チームでゴムボールを手打ちするスポーツ「ベースボール5」のアジアカップは最終日の16日、韓国ソウルで決勝が行われ、台湾代表は1-2で日本に敗れ準優勝に終わった。10月に香港で開催されるワールドカップの出場権を手にした。


大会は2022年に続き2度目。台湾は第1回大会の王者で2連覇を狙っていた。3セット制で行われ、決勝では1セット目を先取したものの、残る2セットを奪われて惜敗した。また大会の最優秀男性選手に台湾の施季定華が選ばれた。

台湾代表は大会期間中、試合外でも他チームのメンバーと交流。日本代表からは、地震による被害を受けた台湾への応援メッセージを書いた手製の旗が贈られた。
旗には「私たちは台湾の盟友」や「地震に負けるな」などの言葉が選手たちの手書きの中国語で記された。両チームの選手は記念撮影をし、仲を深めていた。

(謝静雯、楊啓芳/編集:田中宏樹)