(台北中央社)17日の台湾本島は、北部・新竹市を除く全ての県市で最高気温が30度を超えた。東部・台東県では暖かく乾いた風が山を越えて吹き下ろす際に気温が上がる「フェーン現象」が発生し、同県大武では午後1時過ぎ、この日の全国最高気温となる38.2度を観測した。


中央気象署(気象庁)は台東県を対象に、気温が38度以上になる可能性があるとして高温情報のだいだい色信号を出し、熱中症への注意を呼びかけている。有効期間は同日午後8時まで。

この日の各地の最高気温は台北市32.3度、中部・台中市33.4度、南部・高雄市37.5度など。

(張雄風/編集:名切千絵)