問題の弁当を購入した客がフェイスブックに投稿した情報によれば、弁当は事前にインターネットで予約し、台東駅(東部・台東県)を午後4時に出発する自強号(特急列車)の車内で受け取ったもの。投稿にはゴキブリの下半身とみられる異物が混入した弁当の写真が併せて掲載された。
台鉄は同弁当について、台東県内にある同社の弁当工場で製造されたものであり、異物混入について重く受け止めていると言及。24日中に製造現場を全面的に検査し、異物が食材に混入していたか、輸送過程で混入していたかを調査した。25日時点では特別な事例だと判断していると説明した。今後、弁当製造の質をさらに強化し、製造過程を食品衛生管理の国際基準「HACCP」に沿ったものにした上で、第三者による検査と指導を半年に1回受けるとしている。
(汪淑芬/編集:田中宏樹)