(花蓮中央社)台風18号に伴う大雨の影響で23日午後、せき止め湖から水があふれ出し、下流で冠水や浸水の深刻な被害が生じた東部・花蓮県。県災害対策センターによると、24日午前6時までに14人が死亡し、18人がけがをした。
死者の多くは県中部・光復郷に住む高齢者で、水没した住宅の1階部分で発見したという。

同県馬太鞍渓のせき止め湖は23日午後2時50分にあふれ出し、土砂混じりの水が下流に流れ込んだ。堤防は決壊し、激流によって馬太鞍渓橋も崩落した。

災害対策センターによれば、影響が最も大きかったのは光復郷と近隣の鳳林鎮、万栄郷で、計3285人を避難させた。

(張已亷、張祈/編集:羅友辰)
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