(台北中央社)最大野党・国民党の鄭麗文(ていれいぶん)主席(党首)は6月、米国を訪問する。米国の要人やシンクタンクの学者に対し、中国共産党の習近平総書記との会談で示された平和に関するメッセージを伝えるという。
27日に出演したラジオ番組で明らかにした。

会談は今月10日、中国・北京で行われた。双方は、1992年に両岸(台湾と中国)が「一つの中国」を巡り合意したとされる「92年コンセンサス」の堅持や、台湾独立反対で一致した。

鄭氏はラジオ番組で、訪米のスケジュールについて、当初はボストンを訪問先に入れていなかったが、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学からの招きを受け、調整したと説明した。

米国務省関係者との会談の有無については「現時点では公表できない」としつつ、積極的に調整を進めるとした。

鄭氏によれば、10日余りの滞在を予定しており、在米華僑とも交流する見通し。期待を超える成果が得られればと語った。

(劉冠廷/編集:荘麗玲)
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