◆米大リーグ ドジャースカブス(26日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・佐々木朗希投手(24)が、4年前に知り合った少年の夢をかなえた。自身のボブルヘッドデーとなった25日(日本時間26日)、始球式を務めたのが佐々木のユニホームを着た宇都宮幹汰さん(14)だった。

一夜明けた26日(同27日)、佐々木が始球式の実現に立った経緯などを話した。

 少年との出会いは4年前だった。当時小学5年生だった幹汰さんは、急性リンパ性白血病で長期療養中だったが、ロッテの社会貢献プロジェクトの一環として、チームに“入団”することになり、そこから佐々木との交流も始まった。

 ド軍のボブルヘッドデーはその選手の家族が始球式を行うのが定番だが、過去には大谷も野球少年に機会を譲るなど、家族以外も珍しくはない。今回も佐々木に選択の権利があったといい、「元々連絡は取っていたので。ちょくちょくロッテの時も球場に来ていたので、お願いしました」と、即座に幹汰さんの存在が思い浮かんだという。

 アメリカに日本から一家を招待し、実現した夢の始球式では、幹汰さんが捕手役を務めた山本由伸投手に、見事なノーバウンドのストライク投球を披露。試合直前のプレゲームコールは幹汰さんら家族4人が行った。直後に登板した佐々木は今季最長5回0/3でメジャー自己最多99球を投げ、7安打4失点の粘投で、昨年5月3日の敵地・ブレーブス戦以来357日ぶりのメジャー2勝目&今季初勝利。試合後にはたわいもない会話を楽しんだといい、「色々大変でも頑張っていて、素直にいい子でかわいい。お互いに頑張ってるので、やることは違いますけど、頑張りたいなと思えますよね」とうなずいた。

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