◆米大リーグ ドジャース12―4カブス(25日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・佐々木朗希投手(24)が25日(日本時間26日)、本拠地・カブス戦に先発し、今季最長5回0/3でメジャー自己最多99球を投げ、7安打4失点の粘投。絶好調の鈴木誠也外野手(31)に4号ソロを浴びるなど、メジャー自己ワースト3被弾だったが、14安打12得点の打線に救われ、昨年5月3日の敵地・ブレーブス戦以来357日ぶりのメジャー2勝目&今季初勝利を手にした。

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 わずかな時間でも、サインなどファンに対応する朗希。敵地でも、天候さえも関係ない。17日(日本時間18日)の米デンバーでは大雪に見舞われ、ドジャース戦史上“最寒”の気温1.7度となったが、試合前練習中、フェンス際から声をかけられると、すかさず歩み寄った。サインが書きやすいよう利き手の右手袋を外し、かじかむ手を温めながらペンを走らせた。

 ファンサービスを大切にする原点には、感謝の思いがある。「僕なんかに『サインが欲しい』と声をかけてくれて…。(ドジャースには)いっぱいスター選手がいる中でも、呼んでくれてありがたいんです」。ロッテ時代の24年にも、沖縄・石垣島キャンプで雨の中、約200人にサインを書いた。渡米後も決しておごらず、挑戦し続ける24歳が、「朗希の日」に恩返しの白星を添えた。(竹内 夏紀)

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