◇春季高校野球静岡県大会▽準々決勝 日大三島12―1藤枝東=6回コールド=(26日・しずてつスタジアム草薙)

 準々決勝が行われた。前日の3回戦に続き、2試合連続で延長タイブレークとなった浜松商は、東海大静岡翔洋に延長10回サヨナラ勝ち。

優勝した2019年以来、7年ぶりの4強入りを果たした。4季連続県制覇を狙う聖隷クリストファーは磐田東に3点差を逆転勝ち。そのほか、知徳、日大三島がベスト4に駒を進めた。東海切符をかけた準決勝は5月2日にしずてつスタジアム草薙で行われる。

 入学して間もない1年生左腕が快投だ。日大三島の河村真汰が先発で公式戦初登板。4回を2安打無四球で無失点と堂々の初陣を飾った。「最初は緊張した。相手は2つ年上なので気持ちで負けないように投げた」。練習試合では2度、中継ぎを経験したが、いきなりの初先発で十分、役割を果たした。

 東海中央ボーイズで全国制覇経験を持つ。168センチと小柄ながら、切れのいい速球とブレーキの利いた持ち味のカーブがさえた。

3、4回はいずれも先頭打者に安打を許したが、落ち着いて後続を抑えた。「度胸もいい。初めてとしては、まあまあかな」と、永田裕治監督(62)が及第点を付けた。本人は「もっと三振の取れる投手になりたい」と、理想を掲げた。

 2番手も1年生右腕・柳谷柊汰が登板し、2回を1失点で抑えた。新入生を試しながら6回コールド勝ちで、チームは2年連続4強入り。最大の目標である夏を見据えて、ベテラン指揮官がチーム内の競争意識を高めている。(塩沢 武士)

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