ゆうちょ銀行の窓口やATMで、投資信託の案内を目にすることが増えました。定期貯金のほかにも資産運用が気になっているものの、「どれを選べばいいのか分からない」と迷っている方も多いのではないでしょうか。


実は、ゆうちょ銀行では、投資信託の販売金額や販売本数などのランキングを随時公開しています。

その上位商品の中から、金融文筆家でAll Aboutマネーガイドの田代昌之さんに、初心者でも取り組みやすい投資信託の3商品を厳選してもらいました。

今回のテーマは、投資信託でも王道のインデックス型ファンドです。プロはどこに注目して選んでいるのか、早速見ていきましょう。

■低コストの王道運用
投資信託の中でも初心者に人気なのがインデックス型ファンドです。投資信託には、大きく分けて「アクティブ型ファンド」「インデックス型ファンド」の2タイプがあります。

後者は、日経平均株価などの指数(インデックス)と同じ値動きを目指すタイプです。市場全体の動きに連動することから、シンプルで分かりやすく、手数料などコストが低いのも特徴です。

今回は、ゆうちょ銀行の販売金額ランキング(1カ月:2026年3月1日~31日)の中から、手数料を抑えつつ長期投資に適したインデックス型の商品を3つ厳選してご紹介します。

■大和 ストック インデックス 225 ファンド
基準価額:4万3583円(2026年4月21日時点)

商品内容:日本株の代表指数である日経平均株価指数(日経225)に連動するファンドです。インデックス型で、シンプルで分かりやすく、日経平均と親近感があることも特徴です。

今後のポイント:日本株の動向に大きく左右されるため、日本経済の状況など国内景気や金融政策などの影響を受けます。


■iFree S&P500インデックス
基準価額:4万5963円(2026年4月21日時点)

商品内容:米国の代表指数S&P500(米国の主要企業500社の指数)に連動するファンドです。世界経済の中心でもある米国経済の成長を取り込める点が魅力です。

今後のポイント:為替(円とドルの関係)の影響を受けるため、円安ドル高もしくは円高ドル安といった為替の動きにも注目です。また、米国景気にも左右されます。

■つみたて全世界株式
基準価額:3万2302円(2026年4月21日時点)

商品内容:全世界の株式に分散投資するファンドです。このファンド1本でグローバル分散が可能ですので、難しく考える手間が省けます。

今後のポイント:全世界が対象ですのでさまざまな要因に影響されますが、長期投資との相性が非常によく、初心者の資産形成に適しています。

※金融商品に関する情報は、記事執筆時点のものになります。詳細は各社が発表している株主優待内容をご確認ください。記載されている情報は、正確かつ信頼しうると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性または完全性を保証したものではありません。予告なく変更される場合があります。また、資産運用、投資はリスクを伴います。
投資に関する最終判断は、ご自身の責任でお願いします。

文:田代 昌之(金融文筆家)
新光証券(現みずほ証券)やシティバンクなどを経て金融情報会社に入社。アナリスト業務やコンプライアンス業務、グループの暗号資産交換業者や証券会社の取締役に従事し、2024年よりフリー。ラジオNIKKEIでパーソナリティを務めている。
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