(台北中央社)台湾の小説家、今安さんが手がけた「月はタピオカみたいに」が、日本の漫画家、小畠泪さんによってコミック化され、28日から台湾で連載が始まった。出版大手KADOKAWAの子会社、台湾角川が実施した「あなたが書く、私が描く、日本コミカライズ小説コンテスト」の、女性同士の恋愛を描く「百合部門」で優勝した作品で、日本ではすでに漫画雑誌「コミックキューン」で連載されている。


KADOKAWAや台湾角川の報道資料によると、コンテストは華語(中国語)で創作活動を行うクリエーターを対象に、あらかじめ準備されたイラストを基に小説を書き上げるスタイルで実施された。

同作の中国語のタイトルは「どうしてタピオカをチャーハンに入れてはいけないの」を意味する「為什麼不能把珍珠放進炒飯裡?」。台湾角川によれば、タピオカミルクティーをこよなく愛する日本人インフルエンサーが台湾に「転生」し、老舗チャーハン店の店主になるところから物語が始まる。大好きなタピオカをチャーハンに加えることを試みるも、地元客の強い反発を招く─とのストーリー展開だという。

台湾での連載は、台湾角川などが出資する電子書籍プラットフォーム「BOOK☆WALKER」で行われている他、5月28日からは、台湾の文化コンテンツの産業化や国際化を支援する台湾クリエイティブ・コンテンツ・エージェンシー(文化内容策進院)が運営するサイト「CCC追漫台」にも掲載される予定。

(王宝児/編集:田中宏樹)
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