めっちゃリアルだけども...助手席にヒゲメン人形を座らせ優先車線を走っていた車だが普通にバレる
 アメリカでは、複数人が搭乗している車のみ走行可能な優先車線、HOVレーンがある。これは混雑緩和や排気ガスの削減のための交通規制の1つだ。
だがこのルールを悪用し、人形などを使い、複数人が乗っているように見せかける事案が後を絶たない

 そして今回、カリフォルニア州ハイウェイパトロール部隊が摘発したのがこちら。助手席にはサングラスをしたヒゲメンの男性が乗っているように見えるが、ダミー人形だ。

 実はこの作戦は当初うまくいっていたのだが、別件でパトカーに止められてしまい、人形がダミーであることがバレてしまったそうだ。

助手席に乗せていたのはヒゲメンの等身大ダミー人形 アメリカの高速道路では、渋滞の緩和、排気ガス削減を目的としたHOVレーンが設けられている場所がある。

 HOVは”high occupancy vehicle”の略で「人の占有率の多い車両」の意味。
つまり2人から3人以上が乗っている車に限り通行することができる優先車線のことである。

 だが少しでも早く走りたい人は1人で運転していても2人以上乗っているかのように見せかけ、HOVレーンを通ろうとする。HOVレーンの方がすいているからだ。

 これまでも、様々なダミーを乗せてHOVレーンを通行している車両が摘発されているが、今回カリフォルニア州サンタフェスプリングス署のハイウェイパトロール部隊が摘発したのは、遠くから見たらガチで人間のように見えるリアルなやつだ。

 フードを被りシートベルトを着用したそのダミー人形はサングラスをかけ、ヒゲを生やしている。[画像を見る] 別件でパトカーに止められ、ダミー人形がばれてしまう 実はこのダミー人形、最初はうまく警察の目の欺いていたようなのだが、ドライバーが車線をまたいで運転していたためにパトカーに止められたことでバレてしまったそうだ。


 サンタフェスプリングス署はInstagramでこの画像を投稿し、こうコメントした。
カプラン警官は、この車が実線を越えていたため取り締まりを行ったが、不可解な友人が車内にいることに気が付いた。

そのプラスチックの友人はあごひげが尖っていた、尖り過ぎていたのだ
 まあ近くで見たら生身の人間じゃないのは一目瞭然だよね。ヒゲの質感だって違うもの。

 この画像を見たネットユーザーの多くは、このマネキンがスヌープ・ドッグに驚くほど似ているとコメントした。寄せたのかな?

 ちなみにドライバーは、何度もHOVレーンを違法使用したことが明らかとなり切符を切られたという。
ちなみにHOVレーン使用違反は州にもよるが数万円の罰金が科せられる。

Written by parumo

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