2匹のハスキーを連れての散歩、行きたい方向が真逆で両者一歩も譲らず
 ちょっと頑固で我が道を行くところがあるシベリアン・ハスキーだが、2匹のハスキーを飼っていると行きたい方向が別れてしまい、どちらも譲らず困ったことになる場合もあるようだ。

 アーチャーとレイアという名のハスキーを飼っている男性は2匹を散歩に連れて行った。
2匹は絶対に行きたい場所があったのだが、その方向は真逆だった。自分の行きたい方向にリードを引っ張るアーチャーと、こっちに行くまで動かない!と座り込むレイア。

 どちらも譲る気はないようで散歩は一時中断となる。両者に説得を試みる飼い主だったが、さあ、この後どうなる!

2匹のハスキー犬の散歩中、行きたい方向が別々に アーチャーというオスのハスキーと、レイアというメスのハスキーを飼っている飼い主は散歩中、困難な事態に直面した。

 アーチャーは数日前に見かけたウサギがいた場所に行きたかった。まだその場所にウサギがいるかどうかを確かめたかったのだ。


 ところがレイアはその反対方向にある一時停止の標識を右に曲がった場所にある家に行きたかった。そこの庭にはジャーマンシェパードがいるからだ。

 レイアが二足立ちになり柵から顔を出すと、ジャーマンシェパードは吠えるんだけども、レイアはジャーマンシェパードを怒らすことが好きらしい。

 両者どちらも譲らず、その場から動かなくなってしまった。まさにハスキーあるある事案である。困ってしまった飼い主は、説得交渉を試みることに。


[画像を見る]

 レイアには「ジャーマンシェパードもいいけど、あっちにいくとウサギがいるかもしれないよ、数日前にいたよね」と語りかけ、アーチャーには「アーチャー、もしかしたらこの前いた場所じゃなく、こっちのほうにウサギがいるかもしれないよ、こっちの丘にいってみようよ」と語りかけた。

 それでも両者譲る様子はない。さあ、この後どうなる!結局アーチャーが道を譲ることに 飼い主はその後も仲裁に入り、説得交渉を続けたがしばらく硬直状態が続いた。だがついに決着がつく。

 アーチャーがレイアの行きたい方向に進むことにしてくれたのだ!

[画像を見る]

 飼い主はアーチャーを「いい子だ、本当にいい子だ」とほめながら、レイアの行きたい方向へと進んでいった。

 大丈夫、きっとこの後、アーチャーが行きたい場所にも連れてってくれるはず。

TikTokで動画を見る

Written by parumo
 シベリアン・ハスキーは、9500年前にシベリアにいた血統の子孫で、ソリ犬として北極圏に住む人々の生活を支えてくれていた。

 厳しい環境の中で働いてるうちに、独立心と意志の強さが育まれたという。そのため、ちょっと頑固だったりするところもあるが、「俺はやる、やるならやらねば」なチャレンジ精神で、困難に立ち向かう勇気ももっているとかいないとか。

追記:(2024/05/10)本文を一部訂正して再送します。
Written by parumo

画像・動画、SNSが見れない場合はオリジナルサイト(カラパイア)をご覧ください。