アメリカ、カリフォルニア州の自宅でテレビを見ながらくつろいでいた一家は、隣人から知らせを受けるまで、まさかこんな事態になっていることをまったく知らなかった。
なんと裏庭に、熱気球が舞い降りたのだ。
13人を乗せた気球は、風が止まり、燃料も底を尽きかけてしまったため、ここに緊急着陸することにしたのだ。
急遽外に出てみると、大きな気球が狭い裏庭にきっちりと着陸しており、乗客は手を振っているではないか!
パイロットの見事な操縦により誰も傷つくことなく、住宅への被害も一切なかった。
週末が終末的光景に!突如裏庭に舞い降りた熱気球
2026年4月18日(土)の午前8時30分頃、カリフォルニア州のリバーサイド郡にあるテメキュラという街に住む、ハンター・ペリンさん一家は、自宅のリビングでテレビを見てくつろいできた。
すると、隣人が血相を変えてドアをノックしてきた。何事かとドアを開けると、「あなたの家の裏庭に熱気球が下りてきた!」と興奮した口調で叫んだ。
ペリンさんと妻のジェナさんが慌ててガラス窓を開けて裏庭に出ると、そこには13人もの乗客を乗せた巨大な熱気球がしっかりと着地しているではないか!
何があってもおかしくない世の中だが、自宅の裏庭に熱気球が舞い降りてくるのはめったにあることじゃない。
風が消え、燃料が不足したことによる緊急着陸
なぜこの熱気球は、わざわざ民家の裏庭という極めて狭い場所に着陸することを決めたのか?
その理由は、熱気球という乗り物の仕組みと、当時の気象条件に関係がある。
熱気球はエンジンを持たないため、移動は大気の流れ、風の力に完全に依存している。
パイロットはバーナーで気球内の空気を温めて高度を変え、その高さに吹いている風を捕まえて目的地へ向かう。
しかし、この日は運悪くテメキュラ上空の風が完全に止まってしまった。
さらに追い打ちをかけるように、高度を保つためのバーナー燃料も残りわずかとなった。
飛行を続ける手段を失ったパイロットは、乗客の命を守るため、目の前にあった民家の庭へ降りるという決断を下したのだ。
狭い裏庭に見事着地したパイロットの凄腕テクニック
着陸の瞬間を捉えた映像には、乗客が乗るゴンドラ(バスケット)の部分が庭の何もないスペースに正確に降りた様子が映っている。
熱気球が着地する直前には、中の空気を温めるバーナーから「ゴーッ」という激しい火の音が発生する。
家の中にいたジェナさんはその音を耳にしながらも、まさか自分の庭に気球が降りてくるとは予想もしていなかった。
パイロットは家や家具に一切接触させることなく、気球を無事に着地させた。
驚いて庭に飛び出してきたペリンさんに対し、バスケットの中の13人は笑顔で手を振るほどの余裕を見せていた。
乗客の一人、ブリアナ・アバロスさんは、この日が結婚10周年の記念日だった。
予期せぬ場所への着陸となったが、彼女はパイロットの見事な判断と、操縦テクニックを称賛している。
負傷者もなく無事に回収された空からの贈り物
この緊急事態による負傷者は一人もいなかった。住宅や庭の設備にも被害はなかった。
着陸後、乗客たちは無事にゴンドラから降りて避難を完了した。
残された巨大な気球本体は、その後駆けつけた回収チームによってストラップで固定され、裏庭から吊り上げられる形で運び出され、目の前の通りまで移動させてから適切に回収された。
巨大な熱気球が民家の庭を占拠するという珍事件だが、負傷者も被害も一切でなかったことで、貴重な思い出となったことだろう。
一歩間違えば大惨事だったけども、今回のケースは結果オーライだ。
References: Abc7chicago[https://abc7chicago.com/post/video-shows-hot-air-balloon-carrying-13-people-make-emergency-landing-temecula-california-backyard/18920070/] / Nypost[https://nypost.com/2026/04/19/us-news/wild-video-captures-packed-hot-air-balloon-making-emergency-landing-in-california-backyard/]











